社会資本整備総合交付金は、地方公共団体等が行う社会資本の整備その他の取組を支援することにより、交通の安全の確保とその円滑化、経済基盤の強化、生活環境の保全、都市環境の改善及び国土の保全と開発並びに住生活の安定の確保及び向上を図ることを目的としています。本交付金は平成22年度予算より、これまでの個別補助金を原則廃止し、以下の4つを基幹事業として設定します。
○活力創出基盤整備
○水の安全・安心基盤整備
○市街地整備
○地域住宅支援
これらの施策目的実現のため基幹的な事業(基幹事業)のほか、関連する社会資本整備や基幹事業の効果を一層高めるソフト事業を含めた幅広い事業を一体的に支援するものです。
社会資本整備総合交付金の交付要綱で示される地方公共団体が各分野ごとに策定する事業計画です。概ね3~5ヵ年の計画となり、この計画期間内で定量的な指標を定め、目標として設定しすることで進捗状況、事業効果の発現状況を確認することができ、達成に向けた取り組みを効果的に後押しすると共に、事業進捗の一層の推進と地域住民への客観的な評価を反映できるものです。
地方公共団体が社会資本整備総合交付金により事業を実施しようとする場合には、社会資本総合整備計画を作成し
国土交通大臣に提出することとなっています。(社会資本整備総合交付金交付要綱第8)
また、計画を作成したときには、公表することとなっています。(要綱第10の1)
弘前市の都市公園事業では、以下の計画を作成し国土交通大臣に提出しています。
○整備計画名・・・弘前公園を中心とした歴史・文化を発信する交流拠点の形成と安全で安心な都市公園づくり(防災・安全)
○計画期間・・・・平成23年度~平成27年度
・社会資本総合整備計画書(都市公園事業H23~H27)(873KB)
○整備計画名・・・弘前公園を中心とした歴史・文化を発信する交流拠点の形成と安全で安心な都市公園づくり
○計画期間・・・・平成28年度~平成32年度
・社会資本総合整備計画書(都市公園事業H28~H32)(730KB)
○整備計画名・・・多様な人が集う地域ニーズを反映した安全で安心な都市公園づくり
○計画期間・・・・令和2年度~令和6年度
・社会資本総合整備計画書(都市公園事業R2~R6)(1565KB)
社会資本総合整備計画は、交付期間の終了時に、当該計画の目標の実現状況等について客観的な検証を行い、今後のまちづくりのあり方を検討する事後評価を実施することが義務付けられています。
弘前市では、都市計画公園(鷹揚公園)の整備や既存の都市公園施設の改築等に関する社会資本総合整備計画を策定し、社会資本整備総合交付金を活用した事業を進めてまいりました。
このたび、この整備計画の実施期間が完了したことに伴い、事後評価を取りまとめましたので公表します。
公園施設の計画的な改築、更新が進められるよう、弘前公園や弘前運動公園、小沢墓地公園など休憩施設や便所、遊具などを有する公園について、公園施設長寿命化計画を策定しました。
担当 都市計画課 総務・事業係
電話 0172-35-1111(内線446)