弘前市は、令和6年2月16日付けで「ゼロカーボンシティひろさき」を表明しました。市民、事業者との協働により、2050年までに二酸化炭素実質排出量ゼロを目指します。
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2050年までに二酸化炭素の排出を全体として実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが公表した地方自治体のことです。
2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命前からの世界の平均気温上昇の幅を2度未満とする」目標が国際的に共有され、2018 年にはIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書において、「気温上昇を2 ℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050 年までに二酸化炭素等の実質排出量をゼロにすることが必要」とされました。
我が国においても、2020年10月に内閣総理大臣が2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
・太陽光発電設備、小水力発電設備の設置
・LED照明の導入推進
・設備の高効率化の推進
・断熱改修
・雪室、温泉熱の利活用
・3R(リユース、リデュース、リサイクル)の推進
・てまえどり、3010運動の推進
・キエーロの普及
・有機農業の実践
・剪定枝バイオ炭の施用
・働き方による環境配慮 など
「ゼロカーボンシティひろさき」のキックオフイベントとして、令和6年4月14日(日)に東北地方環境事務所(環境省)の地域脱炭素創生室の嶋田章室長をお招きし、弘前市脱炭素セミナーを開催しました。
セミナーでは、脱炭素の推進による地域活性化や防災機能の強化のほか、個人が気軽に取り組める脱炭素に向けた行動として、「サステナブルで健康な食生活の提案」などについても、ご講演いただきました。
講演資料 : 地域づくりにおける地域脱炭素の重要性
担当 環境課 環境保全係
電話 0172-36-0677