弘前市では、建設業者の経営の効率化と雇用の安定を目的に、ゼロ市債を活用し、公共工事の発注時期の平準化に取り組みます。
市の会計は「単年度会計」であり、原則、一年度ごとに歳入と歳出を決定しています。
しかし、新年度予算が成立してから契約手続きをしても、年度当初から工事に着工することは難しいため、「ゼロ市債」では、「単年度会計」の例外である債務負担行為を設定することにより、前年度中に契約締結、工事着工が可能となります。
債務負担を設定する年度には支出がゼロであり、前払金等の支出は翌年度4月1日以降になることから「ゼロ市債」と言われています。
通常の発注工事と同様に公告又は指名通知・入札を行います。
なお、ゼロ市債による発注工事ついては、工事名に「(ゼロ市債)」と明記し、平成28年2月1日以降、順次、実施して参ります。
ゼロ市債を活用した工事の前払金及び部分払の請求時期は、4月1日以降となりますので、ご注意ください。
担当 法務契約課 契約担当
電話 0172-35-1137