ソメイヨシノが散った後に咲く遅咲きの品種のさくらを鉢植えにし、弘前公園内に展示することで、新たなさくらの鑑賞方法を提案し、さくらまつり期間中はいつでも桜が楽しめる場所を提供することにより観光客を増加させることを目標として実施しました。
桜鉢展示の様子 | 桜鉢 |
毎年4月末から5月初めに開催される「弘前さくらまつり」は、毎年200万人以上が訪れる、弘前市の重要な観光資源です。
弘前公園には、樹齢100年を超えるソメイヨシノが400本以上あり、「弘前方式」と呼ばれる独自の管理方法により、それらの古木がボリュームのある花を咲かせます。 |
また、ソメイヨシノの見頃がゴールデンウイークと重なることから、さくらの名所として多くの観光客を迎えてきました。
しかし、近年の地球温暖化傾向によりさくらの開花時期が早まってゴールデンウィーク後半には園内の約7割を占めるソメイヨシノが散っている年が多くなってきており、宿泊のキャンセルが見られるなど、ゴールデンウィーク後半の集客が課題となっています。
そこで、ソメイヨシノより遅く咲く品種のさくらの鉢植えを作成し、弘前公園内に展示することで、ソメイヨシノが散ったあともさくらを楽しめる環境を提供することにより、弘前さくらまつり期間中のにぎわいを創出します。
弘前さくらまつりにぎわい創出事業は、次の事業費により実施しました。
(令和2年3月31日現在)
事業費(千円) | 寄附額(千円) | |
平成29年度 | 2,376 | 1,400 |
平成30年度 | 2,278 | 1,400 |
令和元年度 | 204 | 0 |
合計 | 4,858 | 2,800 |
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令和元年度のさくらまつりより、作成したさくらの鉢植えを園内に展示しました。 その際に、ご寄附いただいた企業のお名前をさくらの鉢植えに掲示させていただいています。 |
本事業にご寄附いただいた企業は次のとおりです。(ご了承いただいた企業のみ公表しています。順不同)
(株式会社みちのくクボタ青森事業所【青森県藤崎町】) |