郷土を知ることは、歴史を知ることであり古文書に親しむことでもあります。
弘前図書館には、津軽家文書をはじめとする郷土に関する多くの古文書が所蔵されています。
これらの史料は江戸時代の政治・経済・文化などを知るための貴重な史料として
全国的に評価を受けており、市及び市民が連携・協力して国民の共有財産として
後世に受け継ぐべきものであります。
この講座は、古文書解読の経験者・中級者向けに開催し、古文書を活用していただき、
今後の歴史研究等に資することを目的としています。
古文書の基礎知識をお持ちであり、解読の初歩を学んだ、高校生以上の市民
の皆さまのお申込みをお待ちしています。
今回のテーマは、「青森開港と九浦制度の展開・衰退」です。
令和7(2025)年は青森が開港してから400年になるといわれ、青森市で
各種イベントが実施されます。それとからめて、青森開港と町づくりの展開や、
青森・鯵ヶ沢を頂点とした「九浦(くうら)制度」の展開と衰退について、
「弘前藩庁日記」等の藩政資料を中心に読み解いていきます。
青森に港町ができた理由や、「九浦制度」がどのような制度だったのか、
「九浦制度」が衰退・崩壊した要因は何か、などを古文書をとおして探ります。
令和7年1月25日・2月1日・2月8日・2月22日、いずれも土曜日
時間は午後2時から4時まで
弘前図書館(下白銀町) 2階 視聴覚室
蔦谷大輔さん(弘前大学国史研究会会員)
高校生以上の市民(古文書の基礎知識と解読の初歩を学んだ人)
30名(先着順) ※定員になりしだい締め切り
募集期間:令和6年12月15日(日曜日)から1月24日(金曜日)まで
700円(テキスト代として) ※初回参加時にご持参ください。
電話かファクスまたはEメール(住所・氏名〈ふりがな〉・電話番号を記入)で、
お申し込みください。
生涯学習課 図書館・郷土文学館運営推進室
電話:0172-32-3794
ファクス:0172-36-8360
Eメール:tosho@city.hirosaki.lg.jp