旧小山内家住宅は、今から約百四十年前に市内高杉字五反田に建てられたもので、解体保存されていたものをりんご公園内に移築、復元しました。
この住宅は、戦前まで津軽地方にあった農家住宅の形態を最もよく表しており、非常に貴重なものです。近年、かやぶきの農家住宅が解体されていく中で保存する意義が大きいことから、平成十三年に市の文化財の指定を受けています。
住宅内には、当市のりんご栽培の先駆者を紹介するパネルや古い農機具などを展示しています。
客人・当主・祖父母用の玄関で、家の行事の際も使用されます。
現在の居間にあたるところ常に居るところからこの名が付けられました。
馬の寝床で、この家には4頭分設置されているこの上階にある「まげ」は、馬の世話をする使用人の寝室などに使われます。
当主の居間として使用され、一般の客人はここで迎えます。結婚式などの家の行事の際にも使用されます。
旧小山内家住宅には古い農具などを展示しています。
午前9時~午後5時
旧小山内家住宅では、4~11月の毎週土曜・日曜・祝日に、津軽に古くから伝わる民話を方言でお話しする「津軽昔語り」を実施しています。皆様ぜひお気軽においでください。
実施時間:午前11時からと午後1時からの2回
協力:津軽語り部の会
担当 りんご公園
電話 0172-36-7439