市は、りんごの日常的な消費拡大に向けた取組の一つとして、つがる弘前農業協同組合、相馬村農業協同組合、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)、国立大学法人 弘前大学被ばく医療総合研究所と連携し、新たなりんご生果の機能性表示食品の開発を進め、この度、機能性表示食品「ひろまる」が誕生しました。
りんご生果の機能性表示食品「ひろまる(サンふじ)」が、1月20日(土)より青森県内で販売が開始され、弘前市内スーパー2ケ所にて、市長やJA組合長による「ひろまる」の店頭PRイベントを開催しました。「ひろまる」は、市がりんごの日常的な消費拡大に向けて、JAつがる弘前、JA相馬村、研究機関らと共同で取り組みました。
店頭で「ひろまる」をお見掛けの際は、ぜひお手にとって、1日の生活にりんごをプラスしてみてはいかがでしょうか!
「お手頃」「丸ごと」「健康」の3点をコンセプトに、家庭で日常的に手に入りやすい品種や、食べやすいサイズのりんごに、食品の健康機能性を明確に表示して販売することのできる「機能性表示食品制度」を活用した新たなりんごの商品開発を目指して、関係者と連携して検討を重ねました。
そして、消費者ニーズを捉えたりんごの品種や玉サイズなどを「地域共通規格」として統一し、地域が一体となってりんごの「機能性表示食品」に取り組むことで、「地域のブランド商品」として展開することを目指し、誕生したものです。
・商品名:ひろまる
・品種:無袋ふじ(サンふじ)
・玉サイズ:中小玉サイズ(40玉、46玉)
・販売方法:4個、6個入り袋やスタンドバッグ(上記統一デザインを使用)
・機能性関与成分:リンゴ由来プロシアニジン
・届出者
①つがる弘前農業協同組合(届出番号:H1373)
②相馬村農業協同組合(届出番号:H1374)
本品には「リンゴ由来プロシアニジン」が含まれます。リンゴ由来プロシアニジンを110mg/日摂取すると、肥満気味の方の内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています。
本品可食部260g(約1.5個)を食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分(リンゴ由来プロシアニジン)の量の50%を摂取できます。
日本一のりんご生産量を誇る「弘前」の「ひろ」、高い品質を誇る弘前りんごの恵みを「丸ごと」いただくの「まる」、「健康都市弘前」の実現を目指す弘前市から誕生した本商材を通じて、全国に向けて健康の輪が「広まる」ことを願い、考案しました。
※商品名「ひろまる」は、弘前市が商標登録済み(商標登録番号:第6695203号)
津軽地域の伝統工芸である「こぎん刺し」や、雪深い弘前の「雪の結晶」をイメージしたデザインとしました。また、サンふじの名称にも使用される「太陽の光」をモチーフに加えることで、キラキラと輝く希望や、生き生きとした躍動感を表現しています。そして、一日の生活にりんごを加えてほしいという思いから、マークの中心を「+」としております。
※シンボルマークは、弘前市が商標登録済み(商標登録番号:第6695204号)
市では、新たに誕生した「ひろまる」を「地域のブランド商品」として地域に波及させて、弘前の地域が一体となって機能性表示食品に取り組む環境を構築することを目指し、関係者と連携しながら情報発信等に努めます。
令和5年5月24日(水)に、弘前市役所にて、関係者(弘前市、つがる弘前農業協同組合、相馬村農業協同組合、農研機構、弘前大学被ばく医療総合研究所)による共同記者会見を実施し、「ひろまる」の商品発表を行いました。
りんご課 企画推進係
電話 0172-40-0482
※商品販売につきましては、各届出事業者へお問い合わせください。