市内では令和6年12月末からの豪雪の影響により、一部のりんご園地で枝折れ被害が見られるなど、今後の積雪や雪の沈降によっては、さらなる雪害の拡大が懸念されます。
園地等での作業の際は、気象情報に十分留意し、作業者の安全確保を最優先し、降雪が治まり安全を確保してから、被害の未然防止と軽減に努めましょう。
雪が新しく軽いうちに、樹上の雪下ろしを行う。
雪に埋もれた枝先は掘り上げるか、枝先を抜き上げ、その下の雪を踏み固める。なお、雪に埋まった枝の堀り上げが困難な場合は、下枝周辺を溝切りするかスコップで雪に切れ込みを入れ、沈降力の軽減に努める。
せん定で除去する見込みの枝が雪中に埋もれている場合は、早めに切り取り、塗布剤を塗るなどして切り口を保護する。
晴天が数日続く日を選んで融雪促進剤を散布する。
野ネズミによる被害を防ぐため、幹の周りの雪を踏み固める。食害が見られた場合は、被害の程度に応じて塗布剤を塗布する。
「青森県農業・就農情報サイト 農なび青森」では、大雪に対する技術対策をはじめとした、そのときの気象状況に応じた最新の農業生産情報が発表されますので、お役立てください。
りんご課 企画推進係
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