弘前市果樹栽培振興協議会では、りんごのわい化・丸葉栽培、特産果樹の改植・新植への支援に加え、結実確保対策として混植用苗木の購入補助、高密植栽培等の普及拡大に向けて、新たな省力樹形の研究事業を実施します。
昨年のマメコバチの個体数の減少を受け、ハチなどの訪花昆虫に頼らなくても、風媒でも十分受粉可能な園地環境にするために必要な、授粉樹や混植用苗木の購入に要する経費を支援します。(既存園地又は市改植事業により改植・新植を行う場合も該当)
市内に住所を有する農業者又は本店又は主たる事務所を有する農地所有適格法人
授粉樹及び混植用の苗木代(王林、シナノゴールド、つがる、華宝、世界一、紅玉、メイポール等)
助成対象経費の1/3以内(上限額700円/本、120本/人)
※補助対象経費の実費に1/3を乗じて得た額、もしくは補助対象額のいずれか少ない額以内の額。
・混植用苗木にかかる領収書(品種の内訳が分かるものを添付)
・本人又は法人名義の通帳
・印鑑
・植栽計画図
令和7年12月26日
※予算額に達し次第、募集を終了する場合がございます。
省力樹形の一つである高密植栽培やジョイント栽培は、早期多収や作業の効率化が図られ、高度な剪定技術を要しないなどの利点がある一方で、施設費や苗木代などの高額な初期投資が課題となっており、県内の普及が限定的な状況です。
そこで、弘前市果樹栽培振興協議会では、新たな栽培方法による省力樹形の効果を検証し、経費の削減及び更なる省力化・効率化等に繋げ、省力樹形の普及拡大を図る取組を支援します。
市内に住所を有する農業者又は本店又は主たる事務所を有する農地所有適格法人
市のりんご生産体制をより一層強化するために効果的と考える先駆的な事業で、次の(1)(2)のいずれかに該当するもの。
(1)国の果樹経営支援対策事業の補助対象となっている超高密植栽培、高密植低樹高栽培、朝日ロンバス栽培、V字ジョイント栽培以外の栽培方法によるもの
(2)(1)に掲げるもののほか、会長が認めるもの
ア 苗木、栽培設備、その他必要資材等の購入に係る費用
イ 栽培設備等の設置に係る施工費用
ウ ア、イに掲げるもののほか、会長が認める経費
補助対象経費の2分の1(上限500,000円)
下記の必要書類を、申請受付締切日までに弘前市果樹栽培振興協議会事務局(弘前市役所農林部りんご課内(前川本館3階))へ直接お持ちください。
エ 定款の写し ※農地所有適格法人に限る
令和7年4月17日(木)まで
※受付時間は、公募期間における平日(祝日を除く。)の午前8時30分から午後5時00分まで
りんご課生産振興係(市役所本館3階)☎0172-40-7105