弘前市が管理する林道も開設から70年以上経過しており、今後、施設の補修、更新に要する経費を要することが見込まれます。このことから、可能な限りのライフサイクルコスト縮減に向けて取組や保全管理体制の構築が不可欠となります。
この度、林野庁で策定している「インフラ長寿命化計画(行動計画)」を踏まえて、林道施設の長寿命化と補修・更新等にかかるトータルコストの縮減や財政負担の平準化を図るとともに、市内林道の整備・管理にかかる車両通行の安全性を確保するため、個別施設計画として「弘前市林道施設長寿命化計画」を策定しました。
損傷が発生してから対応する事後保全的な修繕ではなく、定期点検等により林道施設の現状を把握し、予防保全的な補修および計画的な更新等を着実に進めていきます。