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平成27年6月8日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

市長あいさつ

代表質問

1.吉野町緑地の整備について
2.弘前公園周辺およびその他文化財の活用について

自由質疑

1.県知事選挙の結果について
2.日本創成会議による提言について
3.弘前ねぷたまつりについて

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(44KB)
2.第10回古都ひろさき花火の集い(チラシ)PDFファイル(266KB)

3.第16回よさこい津軽(チラシ)PDFファイル(111KB)

4.弘前あさいち(チラシ)PDFファイル(88KB)

5.オリジナルナンバープレートデザインの市民人気投票についてPDFファイル(96KB)

6.NHKスポーツパーク「松岡修造のテニスパーク」(チラシ)PDFファイル(157KB)

 

市長あいさつ

すでに新聞などでも発表されておりますが、弘前市でもいよいよ6月26日から、弘前市プレミアム商品券「ひろさきパワーアップる!商品券」が販売されます。

この販売に併せ、弘前市独自の取り組みとして、国等の交付金を活用した生活支援対策を実施します。
内容は、子育て世帯、市民税が非課税等となっている世帯、そして元気なお年寄りを対象として弘前市プレミアム商品券の割引を行うというもので、この商品券を購入しやすい環境を整えました。この機会に、ぜひ弘前市プレミアム商品券をお求めいただければと思います。
地域の消費喚起と経済活性化に向けて、行政と民間が一体となって頑張ってまいりたいと考えています。

 

市では、市町村合併10周年記念事業として、本年9月から原動機付自転車用のオリジナルナンバープレートを1,000枚限定で交付する予定です。
このナンバープレートのデザイン案は「たか丸くん」をデザインしたデザイナ妹尾昭吾氏にお願いしたところ、「岩木山」「桜」「りんご」とライダースジャケットをまとった「たか丸くん」を組み合せた4パターンとなりました。
この4つのデザインの中から、市民の皆さんによる人気投票を行い最終デザインをひとつに決定します。投票の期間は、明日6月9日から6月30日までです。投票場所は、市役所、岩木・相馬両総合支所、ヒロロスクエアなど市内6カ所に投票箱を設置するほか、市のホームページにあるリンク先からのウェブ投票も行います。ぜひ、多くの皆さんに投票をお願いします。


今年も、6月20日(土曜日)に、「第10回古都ひろさき花火の集い」が岩木川河川敷運動公園で開催されます。
今年は合併10周年記念大会として、これまで1万発の花火が1万5,000発になり、また、花火大会と同じく結婚10周年を迎えるご夫婦100組を無料ご招待することとなっています。打ち揚げに先立ち、津軽三味線ライブや花嵐桜組による「よさこい演舞」を披露するなど、盛りだくさんの内容となっており、昨年は約5万6,000人の人出を記録するなど、年々人出が増加してきています。
県内では、今年最初に開催される大規模な花火大会ですので、多くの方々に弘前の夜を彩る花火をお楽しみいただきたいと思います。

この他にも、今月は、7日からスタートした毎週日曜日の「弘前あさいち」や、28日の「よさこい津軽」など、中心商店街でもさまざまなイベントが開催され、夏の訪れとともに、まちが活気づいてきています。ぜひ多くの市民の皆様においでいただきたいと思います。


6月28日(日曜日)、ヒロロスクエアにおいて、ヒロロスクエアコミュニケーションゾーン運営協議会が中心となり、市の食と健康に関係する5課と市民活動団体3団体が連携し、「食育フェスティバルinヒロロスクエア」を開催します。
このイベントは、子どもを対象に食育をテーマとしてこれまで2回開催しており、食と健康について遊びを交えながら楽しく学べる事業を実施してきました。
3回目となる今回は、対象をより幅広い年代に広げて実施いたします。
具体的には、話題の「だし活」レシピ集の配布による減塩の推進や、手軽で美味しい「しらすご飯」の試食体験による健康的な食事提供への動機づけや、お子さんからお年寄りまでみんなで一緒に健康体操を行うステージイベントなど、さらに充実させた内容で実施することとしました。
当市では人口減少問題を最重要課題と捉え、弘前市経営計画の「笑顔ひろさき重点プロジェクト」においてライフステージにあった健康教育を行い、地域全体での健康づくりに対する意識と行動の習慣化を図ることとしており、今回のイベントがより一層市民の健康に対する意識高揚につながることを期待していますので、ぜひ多くの方々にご参加いただきたいと思います。

 

去る、5月8日(金曜日)から15日(金曜日)までの日程で、シンガポールのソフトボール男子ナショナルチームの強化合宿を誘致したところですが、次は、世界最高峰である「日本女子ソフトボール1部リーグ」に所属する「豊田自動織機ソフトボール部」が、6月29日(月曜日)から7月9日(木曜日)までの日程で、また、同リーグの「SGホールディングスグループソフトボール部」が、7月1日(水曜日)から7月10日(金曜日)までの日程で、弘前市運動公園及び岩木山総合公園において、夏期強化合宿を行います。
両チームとも、2年連続で弘前市を夏期合宿地として選定していただいたものであり、引き続き当市を「スポーツ合宿」の最適地としてPRするとともに、2020年東京五輪に向けた事前合宿誘致も見据え、今後もスポーツ合宿の積極的な誘致を推進してまいりたいと考えています。
また7月5日(日曜日)には、「はるか夢球場」において、両チームによる交流戦を開催します。
身近に「超一流の技」に触れる絶好の機会ですので、市民の皆さんこぞって観戦していただきたいと思います。


7月4日(土曜日)、青森県武道館を会場に、NHK青森放送局と弘前市の主催により、弘前市運動公園リニューアル記念「NHKスポーツパーク松岡修造のテニスパーク」を開催いたします。
キッズ、一般向けのテニス教室に加え、松岡修造さんにチャレンジできるコーナーや熱いトークショー、お楽しみ抽選会等も行われます。
プログラムによっては事前申し込みが必要となりますが、当日の観覧は自由となっておりますので、この機会にぜひテレビ等でも大活躍の松岡修造さんの「熱さ」を体感していただきたいと思います。

 

代表質問

1.吉野町緑地の整備について

Q.記者

吉井酒造煉瓦倉庫取得の議案が6月議会に提案されるということですが、改めて交渉の経緯と、今後の吉野町緑地整備事業全体の進め方、それから最終的な倉庫オープンの時期について考えをお聞きします。

 A.市長

吉井酒造煉瓦倉庫の利活用については、市町村合併前の当市の重要施策の一つでしたが、平成5年から開始した地権者との交渉が折り合わず、平成13年には取得を断念せざるを得ない状況となりました。
その後、吉野町緑地及び煉瓦倉庫は、3回にわたって当市出身の芸術家・奈良美智氏の展覧会が開催され、延べ15万人の集客を記録しており、市の中心商店街である土手町や、東北でも有数の繁華街である鍛冶町に隣接していることから、そのポテンシャルは大変高いものがあります。
このことから、吉井酒造煉瓦倉庫を活用して、美術館を核とし、市民や観光客を呼び込む新たな賑わいの場を創出したいと考え、今年の3月議会で煉瓦倉庫の取得費用を含む予算が可決成立したため、地権者と直接会うなど交渉を行ってまいりました。
その結果、地権者には市の事業の趣旨に賛同していただき、6月3日、土地及び建物の売買契約の締結に至ったものであります。
なおこの契約は市議会の議決を条件にした仮の契約であることから、今議会に、土地及び建物の取得についてお諮りすることとしています。
これからの事業展開としては、今年度は官民連携に向けた事業化支援アドバイザリー業務、煉瓦倉庫の耐震調査業務を予定しています。
来年度からは、これらの成果を踏まえ、民間事業者の公募、煉瓦倉庫の耐震設計業務などを行い、改修工事へとつなげて、なるべく早い時期のオープンを目指してまいりたいと考えております。

 

2.弘前公園周辺およびその他文化財の活用について

Q.記者

4月にオープンしたスターバックスが盛況のようですが、弘前公園周辺の活性化と文化財の活用について、今後の計画などを教えてください。

A.市長

スターバックスコーヒー弘前公園前店については、オープンが弘前さくらまつりの開幕、そして、満開の時期と重なったこともあり、大変な賑わいでした。
現在も、土日祝日などの休日には店の外まで並んでいる様子を見かけることがありますが、店長のお話では、平日においても当初の予想を10%ほど上回る盛況ぶりとのことです。
また、客層においても中学生から60代~70代くらいの高齢の方まで幅広くご利用いただいているとのことです。
私は市民や多くの観光客の皆様に、当市の大切な財産である旧第八師団長官舎に触れ、歴史と文化を感じていただくことができとても嬉しく思っております。
弘前城及び弘前公園周辺エリアは当市の歴史と文化を象徴する観光の拠点ともいえる場所でありますので、弘前城石垣修理、天守曳屋のPRとともに、弘前公園周辺エリアの魅力をさらに引き出す取り組みを展開してまいります。
 
文化財を活用した取り組みとしては、本年度、藤田記念庭園洋館の厨房、空調、電気設備の改修を行い、市内の料理人と連携した予約制レストランや、地域の食文化の発信を目的としたイベントを開催することを計画しております。
高音質、広帯域の音響機器とアロマにより、弘前を五感で感じることのできる空間にしたいと考えております。

それから、歴史的風致形成建造物及び趣のある建物として指定を受けている旧紺屋町消防屯所を活用して、弘前市の工芸品を一堂に会したセレクトショップやギャラリー、工芸品の製作体験を行うワークショップ、そして周辺地域の工房などとネットワーク化を図りつつ工芸品の情報発信などを行う、まちなかクラフト村づくりに現在取り組んでいます。
今年度のねぷたまつりや、菊と紅葉まつり、雪燈籠まつりの期間に試験運営を行い、平成28年4月の本格運営を目指してまいります。

また、公園北側の仲町伝統的建造物群保存地区に存在する公開武家住宅4棟は、平成26年度から指定管理者制度を導入し、民間のノウハウによって活用を進めているところです。
併せて、今年度より公開武家住宅内での飲食が可能となり、イベントでお茶の振る舞いなども行われております。貸館制度も導入しており、飲食を伴う茶道教室なども開催できる場としての体制をつくりました。
このように、市民及び観光客に弘前公園周辺エリアにより長く滞留していただく場を提供することに取り組んでいるところです。
今後も市民や多様化する観光ニーズに対応した各種事業を展開し、一層のにぎわい創出を図ってまいりたいと考えています。

 

自由質疑

1.県知事選挙の結果について

Q.記者

県知事選挙で現職の三村さんが4選を果たしました。市長は現職支援を明言されていましたが、結果を受け、改めて三村県政に期待する点をお聞きします。

A.市長

12年間3期という三村県政のこれまでの実績を踏まえますと、例えれば、青森県が持続可能な県として進展していくために蒔いた種を、刈り取るという時期にあたるのではないかと思います。そういう意味でも、その手腕に大いに期待するとともに、これで持続可能な県に進展していけるだろうと改めて思いました。今後の三村県政に思うことは、県内40市町村それぞれの課題や地域づくりへの思いを受けとめていただきたいということであり、同時に、市町村の側から県政を盛り上げていくことも必要だということです。各市町村が抱えている課題を解決することで県政の課題も同時に解決するような施策展開でなければならないと思いますし、そういう意識共有を図っていくことは極めて大事なことです。三村県政には、圧倒的な存在感と、強力なリーダーシップで進んでいただきたいと思っています。

 

2.日本創成会議による提言について

Q.記者

日本創成会議が発表した新たな提言で、弘前市と青森市が首都圏の高齢者の移住先に選ばれました。この提言に対する葛西市長ご自身の見解を改めて伺います。

A.市長

この件については、経営戦略部長が先に出したコメントに代表されていますが、自らの生涯をどこで送るかは高齢者自身が選択するものだと思います。県内で青森市と弘前市が選定を受けましたが、仮に、そういった候補地として高齢者を実際に受け入れた場合に、十分な介護や医療を提供できる圏域といえるのか若干疑問があります。候補地選定の判断は、その圏域の施設対応や医療体制をしっかりと見定めた上でするべきものと思います。この提言を進めようとするならば、この地域の医師不足問題や介護職員問題に切り込んだ形で、負担についての提案と共に示すべきではないかと思います。この件に関しては、市としての分析を進めながら対処しなければならないと思っています。

Q.記者

今回の提言は日本創成会議からの発信ですが、もっとしっかりとした根拠の上に示して欲しかったということでしょうか。

A.市長

そうですね。根拠が示されていませんから、私どもとしてもやはり懐疑的なところがあります。弘前大学医学部があることが影響しているのかもしれませんが、実態としてこの地域にそれだけの数を受け入れるキャパシティがあるのかということの、分析を通した提案でなければならないと思いますし、その点の説明が要るのではないかと思います。

A.経営戦略部長

この件も含めた研究会を、10日に庁内シンクタンクで開きます。既にシンクタンクでは今回の結果について分析を進めており、なぜ介護の受け入れ態勢が整っていると判断されたのかなどについても、既に半分くらい分析は済んでいますので、しっかりと検討をしていきたいと思います。
 

3.弘前ねぷたまつりについて

Q.記者

弘前ねぷたまつりについてお聞きします。参加団体の運行安全会議が主催者に加わることや、安全指針が出来たことから、安全度はかなり向上するものと思いますが、7月上旬に開かれる全体会議では、運行の障害となる道路標識等の問題や、観客の安全対策に係る役割や責任、安全指針違反者に対するペナルティの取り扱いなどの細かい部分の議論がされるのかを伺います。

A.市長

安全を第一としたマニュアルの整備が進み、3日から5日の運行形態についての調整もうまくできました。これはねぷたまつり運営についての意識が共有され、それぞれが責任感を持ち、譲り合いながら調整した結果なのだと思います。

課題となっている道路安全標識の問題については、対応を県にお願いしている状況です。マナーの問題等に関しては、やはり実行委員会の中で議論されるべきだと私は思っています。その都度、まつり5者において課題を共有し、しっかりと話し合いを進めていければと思いますし、全体会議前の段階で、実務者レベルで議論をもむことも行われています。

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