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令和4年6月28日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.弘前ねぷた300年祭特別運行について
2.弘前ねぷたまつりについて

 

 

自由質疑

1.大雨による被害状況について
2.参議院議員選挙について
3.記者会見におけるプロンプターの導入について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(88KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

市長あいさつ

本日、令和4年第2回弘前市議会定例会が閉会し、子育て世帯生活支援特別給付金や、原油価格高騰対策としての交通事業者等事業継続特別対策支援金、弘前ねぷた団体活動感染防止対策支援金などに係る補正予算及び各種条例の改正について提案し、ご議決をいただきました。

会期中に議員の皆様からいただいたご意見等につきましては、真摯に受け止め、これからも市民目線、市民感覚を大切に、市民生活を第一にした、市政運営、市民の幸せのための、そして弘前市発展のために全力で邁進してまいります。

はじめに本日の気象情報についてであります。

本日11時5分に土砂災害警戒情報、11時57分に洪水警報が弘前市に発表されました。

市では土砂災害警戒区域である相馬の藍内地区17世帯33人に11時5分に避難指示を発令いたしました。気象庁からの警報情報を引き続き注意し、必要に応じて避難指示などの対応をとってまいります。市民の皆様におかれましては、避難指示などが発表された際には命を守る行動をとってくださるようお願いいたします。

 

さて、7月5日に、はるか夢球場で3年ぶりとなるプロ野球一軍公式戦が開催されます。対戦カードの東北楽天ゴールデンイーグルスと福岡ソフトバンクホークスは首位争いを繰り広げているチームでもありますので、見応えのある試合を期待しております。プロの洗練されたプレーを間近で観戦いただき、3年ぶりの一軍公式戦を存分に楽しんでいただければと思います。

なお、運動公園の駐車場は交通規制によりご利用できませんので、公共交通機関等をご利用の上、ご来場くださるようお願いいたします。

 

子育て世帯生活支援特別給付金についてであります。

新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、食費等の物価高騰の影響に直面している低所得の子育て世帯の生活支援を行うため、子ども1人につき5万円を給付いたします。

対象者は、18歳未満の子ども及び障がい児については20歳未満の子どもを養育する方のうち、本年4月分の児童扶養手当を受給された方や、令和4年度住民税均等割が非課税である方、また、新型コロナウイルス感染症の影響により令和4年1月以降の収入が減少し、令和4年度住民税均等割が非課税である方と同様の事情にあると認められる、いわゆる家計が急変した方などとなります。

対象者のうち、申請不要となっている、本年4月分の児童扶養手当を受給された方に対しましては、6月17日に給付済みであり、同じく、申請不要となっている、令和4年度住民税均等割が非課税で、本年4月分の児童手当及び特別児童扶養手当を受給された方に対しましては、7月8日の給付を予定しております。

令和4年度住民税均等割が非課税の方で平成16年4月2日から平成19年4月1日生まれの子どものみを養育している方や、家計が急変した方などにつきましては、申請が必要となりますので、期限である令和5年3月15日までに忘れずに手続きをしていただきますようお願いいたします。

 

次に、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び原油価格・物価高騰に伴う臨時生活支援助成金についてであります。

住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金は、国の『コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」』に基づき、新たに令和4年度の住民税が均等割非課税となった世帯に対し、1世帯当たり10万円を給付するものであります。

対象世帯は、令和4年6月1日の基準日時点で弘前市に住民登録があり、世帯全員の令和4年度分の住民税が「均等割非課税」である世帯となっており、令和3年度の住民税非課税世帯等臨時特別給付金や家計急変世帯として支給を受けた世帯を除いて、最大4,000世帯を見込んでおります。

また、この給付金に1万円を上乗せする形で「原油価格・物価高騰に伴う臨時生活支援助成金」も併せて給付いたします。

対象となると思われる世帯に対して7月下旬に確認書を送付する準備を進めているところであり、この確認書の返送期限は、10月末までを予定しております。

なお、基準日の前後に世帯の状況に変化があった場合など、確認書を発送できないケースもありますので、条件に該当する可能性があるものの、確認書が届かない場合は、お問い合わせくださるようお願いいたします。

 

最後に、交通事業者等 事業継続特別対策支援金についてであります。

市内の交通事業者や自動車運転代行事業者は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による移動需要の低下に伴い、事業継続にあたって極めて深刻な経営状況となっており、さらに、昨年11月頃からの原油価格高騰などの影響も重なり、やむなく一部の車両を休止しているタクシー事業者も出ていると伺っております。

原油価格の高騰が交通事業者等の経営に及ぼす影響を緩和し、地域住民及び観光客等の足となる交通手段を十分に確保するため、市内の高速バス事業者、タクシー事業者及び自動車運転代行事業者に支援金を給付することといたしました。

7月上旬から申請の受付を開始できるよう準備を進めております。申請の締め切りは9月30日となりますので、対象となる事業者におかれましては、必要書類をご確認のうえ、受付期間内に申請していただきたいと思います。

 

本日、お話しいたしました給付金等の対象要件や申請方法などにつきましては、市ホームページや広報ひろさきに詳しく掲載いたしますので、ご確認いただくようお願いいたします。

代表質問

1.弘前ねぷた300年祭特別運行について

Q.記者

弘前ねぷた300年祭では、8月27、28日に特別運行が予定されています。弘前ねぷた、青森ねぶた、五所川原立佞武多が勢ぞろいする珍しい機会だと思いますが、特別運行に寄せる市長の思いをお聞かせいただければと思います。

また、300年祭では他にも記念シンポジウムなどさまざまな事業が計画されていますが、詳細が決まったものがありましたらお知らせください。

 

A.市長

弘前だけでなく、ねぷた運行に関する最も古い文献というのが、1722年の弘前藩庁「御国日記」に5代藩主信寿公がご高覧になったというものであります。それから数えて本年、令和4年が300年という大きな節目を迎える年となります。

この節目の年に、弘前ねぷたが持つ歴史と伝統を振り返り、弘前ねぷたを愛する多くの皆様にその魅力を伝え、次の100年へとつながるような事業を展開してまいりたいと考えております。

その一つとして、8月27日、28日に全国50以上の都市で行われているねぷた・ねぶたまつりを代表する青森市、五所川原市、友好都市の斜里町や太田市のねぷた・ねぶたが集結し、弘前ねぷたを含めて約10台が出陣する「弘前ねぷた300年祭特別運行」を開催することといたしました。

市民をはじめ、観光客の皆様に、ねぷた・ねぶたの迫力、お囃子の違いを感じていただき、これまで300年にわたり築き上げてきたねぷた文化の歴史や伝統を振り返っていただくとともに、今を見つめ直し、次の100年、200年へとつなげていく。その契機にしたいと考えております。これは今年度しかできない事業であります。ねぷたに対する想いを重ね合わせて記憶と記録に残るイベントにしたいと思っております。

内容といたしましては、27日は夜間の運行、28日は昼の運行を予定しており、大型の青森ねぶた、五所川原立佞武多は12メートルの中型が当市を運行いたします。

また、特別運行以外の300年祭事業につきましては、記念シンポジウムをはじめ、弘前市立観光館に展示している組ねぷたの新規の制作、弘前ねぷたの歴史や制作手法を伝える動画の制作などの事業を実施することとしており、それぞれ準備を進めております。

弘前ねぷた300年祭は1年を通しての事業となります。そのようなことから、加えて弘前ねぷた300年祭の公式応援キャラクターとして、人気バーチャル歌手である「初音ミク」を起用することとしており、「初音ミク」の知名度を生かして、弘前ねぷた300年祭の開催を全国のみならず世界に向けて広く発信してまいります。

また、弘前ねぷた300年祭を記念するまちなか装飾の実施や、SNSなどでの情報発信を行い、市民の皆様とともに、弘前ねぷた300年祭の機運を高めてまいりたいと考えております。

各事業の詳細につきましては、現在調整をしております。決まり次第、順次、情報発信してまいります。

 

2.弘前ねぷたまつりについて

Q.記者

8月1から7日に開催される弘前ねぷたまつりについてです。3年ぶりの合同運行となることや、新型コロナウイルスの感染対策を取りながらの開催となることについて、市長のご所感をお聞かせください。

 

A.市長

ねぷたは藩政時代以来、住民の手により受け継がれてきた伝統行事であり、町会や企業、地域の有志で構成された数多くの団体や様々な関係者のご尽力により成り立ち、それぞれのコミュニティの中で、ねぷた文化が親から子へ、子から孫へと代々継承されてきたものであります。

令和2年、3年と2年連続で弘前ねぷたまつりは中止となったものの、「城下の美風」や地域内でのねぷた運行や展示への支援などを通して、ねぷた文化に触れる機会を創出し、これまで培ってきた技術やコミュニティの継承に努めてまいりました。

そして、今年、弘前ねぷたが初めて文献に登場してから300年を迎える記念の年に、ねぷたまつりを盛大に、そして安全安心に開催できるよう、現在しっかりと準備を進めているところであります。

今年のねぷたまつりは、マスクの着用、社会的距離の確保に加えて歩道上での飲酒、食べ歩き、大声での歓声の自粛要請など、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を講じての開催となります。参加されるねぷた団体はじめ、市民や観光客、商店街など多くの関係者の皆様には、様々な制約をお願いしての開催となりますが、ねぷたを愛するすべての皆様が協力し合い、ルールを守ることにより、成功させることができるものと信じております。

先人たちが試行錯誤を繰り返しながら築き上げてきた弘前ねぷたの歴史と伝統を、途絶えさせることなく、次の世代にしっかりと継承するため、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

自由質疑

1.大雨による被害状況について

Q.記者

大雨の影響についてのお話しがありましたけれども、現時点で市内の被害の状況は報告されているのでしょうか。

避難指示を出されている地区もあるとのことですが、避難者が実際にいるのかどうか、現時点で確認できていればお願いいたします。

 

A.防災課長

被害情報でございますけれども、現時点で市内における被害の報告はございません。引き続き情報収集に努めてまいります。

避難状況でございますけれども、相馬地区で1世帯2人の方が相馬総合支所内に現在避難されているという状況でございます。

 

2.参議院議員選挙について

Q.記者

参議院選挙の関係で、コロナ禍の影響というのが引き続きあり、投票率への影響というのが懸念されている状況で、選挙戦への盛り上がりも懸念される状況もあるのですが、改めて市長はどのように受け止めていらっしゃるか、また、コロナ禍での国政選挙ということで市として投票率の呼びかけをどのように考えていらっしゃるかお聞かせください。

 

A.市長

今回の参議院議員選挙は、国の方向性も含めて非常に重要な選挙であると思っております。市民の皆様には、棄権することなく、しっかりと投票行動を行っていただきたいと思っております。

ただ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大ということもあり、市長選挙の時もそうでしたが、やはり人ごみに出ることに抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。その方々には、当日だけでなく期日前投票というのもございます。そちらへ出向いての投票もお願いしたいなと思っております。いずれにしても、参議院選挙は非常に重要な位置づけとなる選挙となりますので、市民の皆様には、しっかりと投票に行っていただくようお願いをしたいと思います。

 

3.記者会見におけるプロンプターの導入について

Q.記者

プロンプターを導入された理由と実際お使いになってのご所感をお願いします。

 

A.市長

原稿もありますが、原稿以外でも直接お話しすることがこれまでの記者会見でもありました。原稿の数字や事実について間違わないようにと確認するということで、下を向いているというお話しもいただいております。国あるいは東京都も含めてプロンプターを使っているところもございます。今回試験的に使わせていただきました。少しは顔をあげてお話しができたのではないかと思っております。

多くの皆様から、またご意見をいただいて今後検討していきたいと思っております。

 

Q.記者

あくまでも試験的に導入したということでしょうか。

 

A.市長

できればこれからずっと使っていきたいと思っております。

弘前市ホームページのより良い運営のため、アンケートにご協力をお願いします。

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