現在の位置: ホーム > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 令和4年10月18日 定例記者会見
現在の位置: ホーム > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 令和4年10月18日 定例記者会見

ここから本文です。

令和4年10月18日 定例記者会見

(会見者: 櫻田 宏 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.新型コロナウイルス感染症について
2.観光について

 

自由質疑

1.ひろはこ冬の観光キャンペーンについて

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(85KB)このリンクは別ウィンドウで開きます
 

市長あいさつ

はじめに、インフルエンザの感染予防及び新型コロナウイルスワクチンの接種についてであります。

インフルエンザは、過去2年間に罹患者が少なかった影響で、インフルエンザに対する免疫が落ちており、今季、流行する可能性があると報じられております。

市民の皆様には、インフルエンザの流行時期を前に、これまでと同様に手洗いやマスクの着用、十分な栄養や睡眠、休養をとるほか、予防接種を受けるなど、インフルエンザに「かからない」「うつさない」予防対策をとっていただくとともに、かかったと思ったら、早めに医療機関を受診されるようお願いいたします。

新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、4回目の接種率が、10月17日現在で、60歳以上の方では80.3%、12歳以上の方では50.6%まで進んでいるほか、現在、国の方針に基づき、オミクロン株対応2価ワクチンの接種を実施しているところであります。本ワクチンは、2回目から4回目までのいずれかの接種を完了後、5カ月を経過した12歳以上の市民が対象となっております。

また、10月中旬以降は、新たに、オミクロン株の「BA.4-5対応型」ワクチンが供給されることとなり、今後、市内各医療機関で接種が開始されます。

10月13日に第1クール分が市に供給されたところでありますが、数量が3,510回分とわずかであったことや、第2クール分が10月20日以降に26,910回分の供給があることを踏まえ、各医療機関へは10月28日までに配送を完了する予定であります。配送が完了した医療機関から順次接種を開始することとしておりますので、年末年始の流行に備え、重症化リスクの高い高齢者の方はもとより、若い方につきましても、是非オミクロン株対応2価ワクチンの接種をご検討いただければと考えております。

なお、国では、「BA.1対応型」、「BA.4-5対応型」のいずれも、オミクロン株に対する効果が期待されていることから、いずれか早く打てる2価ワクチンを接種いただきたい旨が示されておりますので、種類に関わらず、早期の接種をご検討くださるようお願いいたします。

また、1回目、2回目接種に使用している従来型のワクチンは、年内で国からの供給が終了する予定となっております。このため、オミクロン株対応2価ワクチンの接種を希望される方で、まだ1・2回目接種を完了されていない方は、12月までに従来型ワクチンを接種されるようお願いいたします。

さらに、生後6カ月から4歳以下の方を対象とした乳幼児用ファイザー社ワクチンの接種も開始いたします。

こちらは、一人につき3回に分けて接種いただくことになり、1、2回目の接種間隔は原則として3週間、3回目接種は8週間の接種間隔となります。

小児用ファイザー社ワクチンは、11月7日月曜日に各医療機関へ配送し、同日以降、順次、医療機関ごとに接種を開始いたします。接種を行う医療機関は現在調整中であり、11月上旬に発送する接種券に医療機関一覧を同封いたしますので、ご確認をお願いいたします。

なお、「BA.4-5対応型」ワクチン及び「小児用ファイザー社ワクチン」のいずれも、これまで同様、他市町村の方の接種も受け入れることとしております。

インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンは、同時接種した場合でも、それぞれ単独で接種した場合と比較して有効性及び安全性が変わらない、との報告があること等を踏まえた国の方針により同時接種が可能となっておりますので、双方のワクチン接種について、ぜひご検討くださるようお願いいたします。

 

次に、ひろさきりんご収穫祭についてであります。

11月5日と6日の2日間、弘前市りんご公園において「ひろさきりんご収穫祭」を開催いたします。

会期中は、2年ぶりの開催となるステージイベント「りんご文化祭」を実施するほか、ご家族でお楽しみいただけるよう、りんごの剪定枝を使った工作や本物のりんごそっくりにかたどったキャンドルづくりなどの体験イベント、りんごを使用したフードメニューが味わえるりんごフードフェスや市内のアップルパイを取り揃えたアップルパイ大集合、シードルを使用したお料理教室など、「食」に関するイベントも企画しております。

りんごの収穫最盛期を迎えた秋の一日を、日本一のりんご産地である弘前市のりんごづくしのイベントでお楽しみいただきたいと思います。

なお、弘前城菊と紅葉まつり同様、皆様に安心してお楽しみいただくため、園内での飲酒はお控えいただくとともに、入園時の検温や手指消毒を実施いたしますので、ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

最後に、ひろはこ冬の観光キャンペーンについてであります。

令和4年12月1日から令和5年2月28日までの3カ月間、当市及び北海道函館市への相互誘客や周遊観光の促進、観光消費額の向上を図るため、初音ミク派生キャラクターであり北海道応援キャラクターの「雪ミク」と連携した冬季の観光キャンペーン「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を開催いたします。

キャンペーンでは、雪ミクのコラボポスターを両市の各所に掲示するほか、雪ミクフォトスポットパネルの設置や、デジタルチェックインラリーの開催、更には雪ミクが歌うキャンペーンイメージソングを市内の各所で放送するなど、弘前・函館共に、冬の到来とともに雪ミク一色になるようなイベントとなっております。

当市の弘前エレクトリカルファンタジーや函館市のはこだてイルミネーションも同時期に開催され、両市が雪ミクをキーワードに幻想的な冬を演出いたしますので、弘前市・函館市にぜひ足を運んでいただければと思います。

また、現在、本企画の一環で先行して「雪ミク×ひろはこ」イラストコンテストの作品を募集しております。

冬の「雪ミクと弘前」「雪ミクと函館」をテーマとした作品を募集しており、優秀作品は、各市内において展示もいたしますので、ぜひともご応募いただければと思います。

代表質問

1.新型コロナウイルス感染症について

Q.記者

新型コロナウイルス第7波がようやく出口が見えてきていますが、第7波を通じて市長がお感じになったこと、第7波の経験を生かして今後の対応などがありましたらお願いします。

 

A.市長

7月以降、全国的に新規感染者数が拡大し、8月に感染ピークを迎えたいわゆる「第7波」は、本県においても例外ではなく、8月中旬には新規感染者が連日2千人以上発生し、弘前保健所管内においても、感染の高止まりが続いておりました。

市内の医療機関では、感染患者の増加に加え、医療従事者の家庭内感染などによる人手不足により、医療現場がひっ迫し、8月18日には津軽地域保健医療圏において、確保病床に対する使用率が190%台と報道されるなど、非常に厳しい状況でありました。

さらに、弘前地区消防事務組合では、感染者の急増に伴い、救急外来の受診が増加し、救急車が医療機関に受け入れられるまでに通常よりも時間を要する傾向にあったとも聞いております。

このような状況を受け、市では、市民の皆様に対し、重症化リスクが高い方が速やかに医療機関を受診できるよう、発熱などの症状があっても、意識がしっかりしていて飲食が出来るなど軽症の場合は、慌てて受診せずに、市販の解熱剤等を服用し、ご自宅で療養していただくこと、特に、外来受診を目的として救急車を要請することを控えていただくよう、お願いしてきたところであります。

また、市民の不安解消及び二次救急輪番病院等の負担軽減を図るため、弘前大学医学部附属病院に依頼し、9月1日から22日にかけて、同病院敷地内に「弘前大学医学部附属病院ドライブスルー発熱外来」を開設していただき、発熱等の症状がある15歳以上の方に対し、診察や薬の処方を行ってまいりました。

国においては、新型コロナウイルス感染症への対応と社会経済活動の両立をより強固なものとした「Withコロナに向けた新たな段階」へ移行することとし、全国一律で9月26日から、発生届の対象者を65歳以上の方などに限定するなど、保健医療提供体制の見直しが図られております。

市といたしましては、今後も国や県の発信する情報の収集・周知に努めるとともに、感染状況を注視しながら、感染拡大時に備えて、これまでの経験を生かして対応してまいりたいと考えております。

第7波の感染状況は収束傾向にありますが、市民の皆様におかれましては、これまでどおり基本的な感染防止対策を徹底していただきながら、市民生活・事業活動との両立を継続していただきたいと考えております。

 

 

2.観光について

Q.記者

全国旅行支援も始まりました。外国人旅行も個人旅行が解禁になりましたので、これから弘前市にも多数の観光客が訪れると思います。それに対する期待みたいなものをお聞かせください。

 

A.市長

宿泊キャンペーンにつきましては、これまでも、当市独自の宿泊キャンペーンを実施するなど、国・県の宿泊キャンペーンとも連動し、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ観光需要の喚起策を展開してまいりました。

各キャンペーン実施期間中は、多くの方々に市内宿泊施設をご利用いただくとともに、飲食クーポンの利用による地域経済の活性化が図られたものと感じております。

先般開始された「全国旅行支援」につきましては、岩木山の紅葉、弘前城菊と紅葉まつりやひろさきりんご収穫祭などが開催されることもあり、魅力的な当市の秋から初冬にかけての観光需要の喚起はもとより、地域経済の活性化の起爆剤として期待しているところであります。

また、インバウンドにつきましては、今月11日から、入国者数の上限撤廃や、観光などで訪れる短期滞在者のビザを免除する措置の再開、そしてツアー以外の個人旅行が解禁となり、当市への外国人観光客も増加してくるものと期待しております。

市といたしましては、これまで新型コロナウイルス感染症による渡航制限等がある中においても、継続して海外の旅行エージェントにリモートセールスなどを行い、インバウンド解禁時に迅速に対応し、誘客が図られるよう努めてまいりました。

今後は、インバウンドが急激に回復することも見込まれることから、旅行エージェントへのセールスをさらに強化するとともに、当市を訪れた外国人観光客の皆様に満足していただき、そしてリピーターとなっていただけるよう、市内観光関係事業者等への外国人観光客おもてなし講座を実施するなど、受入体制の強化も図ってまいりたいと考えております。

さらに、広域観光につきましては、全国旅行支援やインバウンドの回復により観光客の動きが活発になることを見据え、津軽圏域DMOである一般社団法人クランピオニー津軽において、圏域の魅力である文化や歴史、自然、美食などに加え、近年、注目されている体験型の観光コンテンツなどの磨き上げを行ってきており、その体験型の観光コンテンツを予約できるWebサイトを現在運営しておりますので、今後の観光客の増加に期待しているところであります。

先程のあいさつでもお話いたしましたが、函館市との連携による「ひろはこ冬の観光キャンペーン」も12月から実施いたしますので、新たな年齢層の誘客など相互誘客にも積極的に取り組んでまいります。

国内旅行及びインバウンドの両面で観光都市弘前への誘客促進を強力に図ってまいりたいと考えております。

 

自由質疑

1.ひろはこ冬の観光キャンペーンについて

Q.記者

ひろはこ冬の観光キャンペーンについて市長の期待感と、どういうところで函館と連携しようとしているか、そのねらいについてお聞かせください。

 

A.市長

函館との連携につきましては、東北新幹線の新青森駅開業の翌年、2011年度から連携をしてきており、函館でのクリスマスファンタジーひろさきナイトの開催等も行ってきておりました。そうした函館との連携を一つ一つ丁寧に行ってきたわけですが、今回連携して10周年ということもございますので、さらにステップアップした形で連携した観光誘致を進めていきたいと思っています。青森県のみならず道南地域を含めた津軽海峡圏域は新たな観光圏域になれる資源がたくさんあります。その中で冬の観光ということでは、雪国の方でない方にとって雪というのは大変魅力的なものであります。それに加えて初音ミクの派生バージョンである雪ミク、北海道の応援キャラクターですけれども、この雪ミクのご協力をいただけるということになりました。弘前には桜ミクもおりますし、弘前ねぷた300年祭では、初音ミクも公式応援キャラクターとなっていただきました。桜ミクでもそうでした、初音ミクでもそうでしたが、これまで弘前を知らない、さくらまつりも来たことがない、ねぷたまつりも見たことがないといった方々が、初音ミクの派生キャラクターを訪ねてやって来てくれています。そうした新たな客層の誘致、これを進めることができる。その方々に実際来ていただいて体験していただいたそのことがこれからの観光誘客につながっていくと思っております。函館と弘前の連携した取り組みはこれから可能性が大きく広がっていくと思っています。

弘前市ホームページのより良い運営のため、アンケートにご協力をお願いします。

回答が必要な場合はこちら

よくあるお問い合わせはこちら

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

 

質問:このページの情報は見つけやすかったですか?

 

質問:その他ご意見・ご要望をお聞かせください。

施設利用のお問い合わせ(予約・申込等)については、各施設にご連絡ください。

ページ最上段に戻る