去る5月12日(日)、サイクル・ツーリズムによる地域振興を目的に、相馬を自転車でぶらぶら散策するサイクリング・ツアーを開催しました。(募集案内はこちら)
今回は相馬の中心“五所”にある「相馬やすらぎ館」が発着地。暑くなく寒くない絶好のサイクリング日和の中を“りんご園の里”へ。満開のりんごの花と冠雪残る岩木山を眺めながら相馬路を自転車で散策しました。
脚休めの「林檎の森」では、3種を飲み比べる利きりんごジュースや、農家のお母さん謹製“紅の夢たっぷりのりんごパイ”といった、この地ならではの楽しみを堪能。昨秋のモニターツアーに続き2回目となる今回も、地域おこし協力隊がサイクリング・ガイドを務め、この季節ならではの相馬のいいところをご案内しました。
りんごは春に花が咲き、夏に実を結ぶ。選りすぐられた実のみが育つことを許される。”そうまdeポタリング”は、りんごを三季にわたって見届け、おいしい理由(わけ)を知る体験型ツアー。次回は夏、どんな体験がまっているのか。相馬に密着した温もりが感じられるサイクリング・ツアーにできたらいいなぁ。
それでは当日の様子をご紹介しましょう。
10日間予報で一度も消えることのなかった晴れマーク。
当日の朝、空気が澄んで岩木山もくっきり見える”至高の晴天“がわれわれを迎えてくれました!
「相馬やすらぎ館」へは、自家用車や路線バス、マイ自転車による自走など、各々のライフスタイルにあった交通手段で集合。到着後、サイクリングガイドと一緒に各自の自転車装備を確認しつつ、全員揃ったところでブリーフィング。目的地、走行ルート、距離、所要時間、ハンドサイン、今回の見所とお楽しみを確認してから出発しました。
いざ満開のりんごの里へ!
相馬のいたる所にりんご園。農道を拝借してぶらぶらと自転車で繰り出す。
目に飛び込んでくるのは、満開になったりんごの花と岩木山。
岩木山に見守られながらブラブラと。見所では脚をとめてパチリ!
この日は田んぼに水が入り始めていた。
たまには上ってみる。およそ1kmの坂を上った先にあるものは・・・
空気も澄んでいて雲ひとつなし!登坂の辛さも吹き飛ぶ絶景が待っていた。
公園のベンチから、相棒としばし時を忘れて岩木山を望む。
満開のりんごの花と岩木山のコラボに思わずペダルをとめ、贅沢な背景で1枚。
りんごの木々の中に目を凝らすと・・・
あのフクロウの巣箱が!
ひな達は巣立ったかな?
そしてまたぶらぶらと。
下って~上って~、を3回ほど繰り返しロマントピアスキー場へ。
本日のメイン、 トップオブ相馬(ロマントピアスキー場頂上)に到着!
近からず遠からずの岩木山、迫力を残しながらも美しい全容を眺められる。
心癒されるとっておきの空間。
あまりに雄大なお山を前に立ち尽くす少年・・・
りんごの花と八甲田山もこの季節ならでは!
出番を待つりんご箱タワーもこの季節ならではの風景か!
相馬といえばリンゴ、季節の生果に加えて加工品も豊富だ!
「林檎の森」で手に入る特産品を楽しんでみた。
★無添加ストレートの利きリンゴジュース
今回は初級編「サンフジ、紅玉、王林」の3種に挑戦。
青森県出身の方々は、さすが全種正解!県外組は、みごとに全員フジと王林を間違えた!
みなさんのお好みはどれかな?
★りんご農家のお母さん謹製“りんごパイ”
いつも通り”これでもかっ”って言うくらいリンゴたっぷり!
なので、あえて”りんごパイ”と呼んでみる。
この日のために特製レシピで焼かれた、定番“フジ“と珍重な”紅の夢“のパイをいただいた。
相馬の出入口に位置する「林檎の森」。
食事処とトイレを完備するJA相馬村の直売所。
この季節は、ところ狭しと並べられている採りたての山菜がお勧め。
バイクラックに加えて、高圧空気入れ(仏米英バルブ対応)と簡易工具を配備。
レジで貸出してくれるのがありがたい。
アップルロード・サイクリングの立寄り処としてもおすすめ。
今回の発着地は、相馬の中心“五所”にある弘前市相馬庁舎(愛称 相馬やすらぎ館)。
平成25年3月25日にオープンした複合施設で、総合支所、公民館の隣に御所温泉を合わせ持つ。無料駐車場を完備。車で来てポタリング、温泉で汗を流してから帰るといった楽しみ方がお勧め。
ここは弘南バス相馬線の終点でもある。この日は、バスで来てポタリングしたのち、温泉に浸かってから帰った参加者も。実は集合/解散の時間を、このバスのスケジュールに合わせて設定したのだ。相馬をトコトン満喫して帰られたようで、主催者としてもこちらとしてもうれしい。
ルート名:相馬りんごのお花見ライドルート(約20km)
コース概要(ルートラボ):https://yahoo.jp/xGzIo6, PDFコース図はこちら(716KB)
お疲れ様でした!次回は夏、またのお越しをお待ちしています。
以上