ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年中発生しています。
特に今年は、全国的に感染者が増えています。ノロウイルスは、症状が無くなったあとも、1週間程度ウイルスが排泄されることがありますので、周囲の方も含めて、手洗いうがいはしっかり続けてください。
弘前保健所管内においても、患者数が多いままです。
ノロウイルスの感染予防には、手洗いや患者の吐物・便の処理が重要です。
学校や社会福祉施設など、集団生活をおくる場所では特に気をつけてください。
ノロウイルスは、ほとんどの場合、汚染された食品を食べて感染しますが、感染した人の便やおう吐物などから感染する場合もあり、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状を呈します。通常は軽症で回復しますが、子どもや高齢者などでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせることがあり、注意が必要です。
予防対策は、食事の前、トイレの後等の手洗いの励行です。また、患者の吐物や糞便にはウイルスが含まれているため、処置するときには、使い捨てのエプロン、マスクと手袋を着用し、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約0.02%)を使用することが重要です。家庭用漂白剤(塩素濃度5%)のペットボトルのキャップ1杯分(約5mL)を、1リットルのペットボトル1本分の水で薄めると0.02%塩素液になります。
詳しくは、次のリンクからご確認ください。
担当 健康増進課
(野田二丁目7-1 弘前総合保健センター1階)
電話 0172-37-3750