ファシリティマネジメント
~市民に愛され親しまれる公共施設を次世代に継ぐために~
弘前市の公共施設は、人口増加が続いた昭和50年代までに整備されたものが約半数となっており、間もなく建替や大規模改修の時期を迎えます。人口減少や少子高齢化が深刻化し、財政状況も厳しさを増すなか、市では市民の財産である公共施設を適切な維持管理のもと、長期的な視点で有効活用しながら市民サービスの維持・向上を図り、愛され親しまれる公共施設として次世代へ継ぐことを目的に、ファシリティマネジメントの取り組みを進めています。
ファシリティマネジメントとは、「土地・建物・設備といったファシリティを対象に、これらを経営資産ととらえ、経営的な視点から設備投資や管理運営に係るコストの最小化、効用の最大化を図り、総合的かつ長期的に企画、管理、活用する経営活動」をいいます。
公共施設の建築年等の基本情報のほか、配置状況、利用状況、維持管理に係る経費など公共施設の現状について、「弘前市公共施設白書」、「弘前市公共施設カルテ」として公表しています。
公共施設の老朽化や人口構造の変化等により厳しさが増す財政状況の中、インフラ・プラント系施設を含む公共施設全体を適切な維持管理のもと、長期的な視点で有効に活用しながら、市民サービスの維持・向上を図るための考え方や方策として、2015(平成27)年度に「弘前市公共施設等総合管理計画」を策定しました。
※2023(令和5)年3月に変更しました。
市では、弘前市公共施設等総合管理計画に基づき個別施設の対応方針等を定める個別施設計画を策定しています。
公共建築物のうち211施設を対象に、個別施設の状態や維持管理・更新等に係る対策の内容と実施時期を定めた「弘前市公共施設個別施設計画」を2021(令和3)年3月に策定しました。
※2024(令和6)年12月に変更しました。
2021(令和3)年度から2030(令和12)年度までの10年間
市の公共建築物のうち206施設
担当 管財課 公共施設マネジメント推進室
電話 0172-40-7111