・令和5年度協働によるまちづくりに関する市民意識アンケートの集計結果を掲載しました!←NEW!!
地方分権改革を契機に、地方分権や地域主権の確立を目指した様々な取り組みが進められており、地方自治体が自らの判断と責任において、その地域の将来を見つめ、その地域の個性を活かしたまちづくりを進めていくことが求められています。
また、少子高齢化や人口減少社会の到来、市民ニーズの多様化などにより、従来の行政運営では、さまざまな課題に的確に対応することが困難になってきています。
そこで当市では、未来に向けて、活力のある誇りの持てる弘前を実現するため、まちづくりの基本理念や行政運営の原則を始め、まちづくりを担う市民、議会、行政の役割などを明確にするとともに、まちづくりを進めていくための基本的なルールとなる「協働によるまちづくり基本条例」を制定し、平成27年4月1日に施行しました。
当市においては、これまでも、地域住民による自主的なまちづくり活動は行われておりましたが、その活動を支え、市民主権システムを実現するため、市では、「市民参加型まちづくり1%システム」を始めとする各種施策を実施しています。
本条例は、それら具体施策の方針となるものです。
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ガイドブック | 子ども向け解説書 |
市民のみなさんの「協働」に対する考え方やまちづくりの参加状況把握のために、アンケートを実施しています。
本条例の制定に当たっては、学識経験者や公募市民など12人により、「弘前市自治基本条例市民検討委員会」を組織し、当委員会が中心となって条例に盛り込むべき事項やその考え方などを一から検討し、その審議結果を中間報告書として市長へ提出しました。
その後、幅広い市民の声を条例の案づくりに反映させるため、市民検討委員会が、学生やコミュニティ、事業者などへの中間報告書に対する意見聴取を実施して集まった意見や、議員及び執行機関からの意見を参考に、市民検討委員会が審議を行った上で、中間報告書に修正を加えた最終報告書を市長へ提出しました。
さらに、市において、最終報告書を基に条例素案を作成し、議会や市民検討委員会からの意見を踏まえて条例素案に修正を加えたもので、議会、パブリックコメント、庁内からの意見聴取を行った上で、条例案を策定しました。
このように、当市の条例制定作業は、市民検討委員会での審議を中心に、当委員会、議会、市職員間で相互に議論を重ねるとともに、各主体から幅広くご意見を聞き、少しずつ成果を積み上げながら、協働により取り組みました。
市民検討委員会が、第23回会議までの審議結果を「自治基本条例に関する事項(答申)」中間報告書としてまとめ、平成25年7月29日に市長へ提出しました。
多様な市民の声を条例の案作りに反映させるため、平成25年10月から12月にかけて、市民検討委員会が、中間報告書に対する学生、コミュニティなどからの意見聴取、及び市ホームページや広報ひろさきでの意見募集を行いました。また、市長からは、議員及び執行機関の意見が提出されました。
各主体 | 意見聴取した団体 | 意見数 | 意見まとめ |
市民 | - | 21件 | 資料(68KB) |
学生 | 学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム学生委員会 | 13件 | 資料(285KB) |
子ども | 青森県立弘前高等学校JRC部 | 17件 | 資料(342KB) |
コミュニティ |
①弘前市町会連合会 ②NPO法人コミュニティネットワークキャスト |
29件 | |
事業者 |
①公益社団法人弘前法人会 ②公益社団法人弘前青年会議所 |
28件 | |
市議会議員 | - | 16件 |
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執行機関 | - | 27件 | |
合計 | 151件 |
市民検討委員会が、各主体から集まった意見を参考に中間報告書の修正について審議し、その審議結果を「自治基本条例に関する事項(答申)」最終報告書としてまとめ、平成26年3月24日に市長へ提出しました。
【市民検討委員会の様子】
第1回会議 (平成24年6月18日) |
中間申告書を市長へ提出 (平成25年7月24日) |
中間報告書に対する意見聴取①(事業者) (平成25年10月30日) |
中間報告書に対する意見聴取②(学生) (平成25年11月19日) |
最終報告書を市長へ提出 (平成26年3月24日) |
条例素案意見書を市長へ提出 (平成26年9月2日) |
~条例の制定に向けた取り組み
~条例の制定に向けた取り組み、パブリックコメント告知
~弘前市協働によるまちづくり基本条例
~特集・弘前市協働によるまちづくり基本条例
担当 市民協働課 協働推進係
電話 0172-40-7108