平成24年度に開催した市長車座ミーティングの結果(概要)をお知らせします。
「これからの弘前市の子育て支援について」をテーマに開催しました。
日時:2月12日(火曜日)午後2時~午後3時
場所:弘前市民参画センター
参加団体:弘前市子育て支援員連絡協議会
◆これからも子育て支援員を認定し、活動を支援してほしい。
◆弘前市には、子育て支援活動に強い関心をもった支援員が115名もいるので、市でも活用してほしい。
◆子育て支援員として、これまで子どもたちを地域で育て合うような環境作りをしてきた。ヒロロができることで、若い保護者がヒロロに行ってしまうのではないか心配だ。地域には、地域の子育て支援活動があるが継続していけるだろうか。
◆ヒロロの多世代交流室の利用料は、子育て支援団体や、地域のことに関わる団体が利用した場合、無料になるか。
◆子育て支援員は、これまで担当地区で個々に活動してきたが、ヒロロが出来ることで活動する場が広がることはいいと思う。
◆弘前市の人口減少に歯止めをかけ、地域の活力を維持していくためにも、先日発表した「弘前市アクションプラン2013(案)」に掲げた「弘前子育て3原則」のとおり、子育てに関することには特別な思いを込めて取り組んで行く。したがって、子育て支援活動をされる皆さんの取り組みはしっかりと支援していきたい。
◆7月にオープンするヒロロには、子育て支援センターとしての機能を持ったフロアができるので、ここを拠点にしながら、これまでの子育て支援活動を通じて得たノウハウを発揮し、その活動を内外に発信してもらいたい。子育て支援員の皆さんとは、今後とも上手く連携を図っていきたい。
◆ヒロロでは、様々な研修などを開いたり、コミュニケーションゾーンを利用した高齢者とのふれあいや、食育など、世代間交流を図ることができるようになると思う。皆さんも交流を通じて得たアイデアや考え方を、自分たちが活動する地区に持ち帰って、地区での子育て支援活動に役立ててほしい。ヒロロはその環境を整えるための中心的な場だと思ってほしい。
◆ヒロロの多世代交流室は、子育てに限らず様々な団体が利用できるようにするため有料となるが、子育てエリア内の多目的室では親子交流や研修等の事業を考えており、参画いただければ無料での利用が可能である。また、コミュニケーションゾーンは無料なので、ここで話し合いをすることもできると思う。
◆子育て支援に関わっている人たちがヒロロを中心に集まり、協力しながら新たな企画を立てたり、ヒロロで活動するNPO団体とも相互に連携を図りながら、様々なことに取り組んでいってもらいたいと思う。
第11回市長車座ミーティングの様子を動画でご覧いただけます。
アップルストリーム URL:http://applestream.jp/
「女性たちの社会教育活動について」をテーマに開催しました。
日時:1月30日(水曜日)午後2時~午後3時
場所:弘前文化センター 第1・2和室
参加団体:弘前地区女性会
◆弘前地区女性会は活動してまだ1年も経っていないので、女性大学や作品展などの活動をPRし、多くの市民に知ってもらいたい。広報ひろさきで紹介してもらいたい。
◆昨年の10月に当会が開催した作品展では、会員が制作したパッチワークや染物、袋物、家具にはめ込んだ刺繍や、ネクタイなどを出品したり、来展者には抹茶を提供するなど、2日間で100名以上の人が訪れた。今年はもっとPRして来展者を増やしたい。市長にもぜひ来展してもらいたい。
◆今年度当会が開催している「女性大学」の中で、市民との協働推進課長を講師に市の「1%システム事業」について学習し、とても好評だった。
◆広報誌の紙面には限りがあるので、弘前地区女性会の活動の全てを載せることは出来ないと思うが、なるべく載せられるようにしていきたい。女性大学や作品展など、話題の切り口になるものをこのミーティングの中で紹介してほしい。
◆いまこの会場に広報担当も来ている。限りある紙面でも、広報に載せられるように頑張っていきたい。作品展には公務として参加してみたい。
◆これからの弘前市の将来を市民の皆さんと一緒になって計画していかなければならない。計画を作っていくことで大体のイメージができ上がり、その中で市民の皆さんは、どういうことをしていったらいいのかということに繋がる。そのきっかけとして、市の1%システム事業が利用されていけばいいと思う。
第10回市長車座ミーティングの様子を動画でご覧いただけます。
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「藤代公民館を含めた地区の諸問題」をテーマに開催しました。
日時:12月20日(木曜日)午後2時~午後3時
場所:藤代公民館
参加団体:弘前市立藤代公民館運営委員会
◆藤代公民館について、老朽化や収容人数の関係から、地区の交流事業の開催に制約を感じることがあります。地区の活性化のために新築の計画はありますか。
◆藤代公民館は災害のときの避難場所として指定されていますが、地区の人口に比べると非常に狭く感じています。
◆独り暮らしの高齢者宅の間口除雪について、何かいい解決策がありますか。
◆通学路の除雪についても、危険なところがあるので重点的に行っていただきたい。
◆空き家が倒れて事故になった場合は、その責任はどこになるのかということを考えると、空き家対策をもっとしっかりしてほしいと思います。
◆子ども達の交通安全のためにも、富士見橋の上流側にもう一本遊歩道を作ったらいいと思いますがいかがでしょうか。
◆致遠小学校への通学路で、道幅が狭く危険な場所が何カ所かあります。民地を買収して拡幅してもらえないでしょうか。
◆建築してからだいたい30年以上の公民館が市内に5館あります。1番古いのが和徳公民館で2番目がここです。改築の必要性は十分認識していますが、順番や財政の問題がありますので、どういった形でやればいいのか十分検討させていただきたいと思います。
◆避難所として指定している公民館は市内に12館あります。災害時には緊急避難的に、1番目が集会所、2番目が公民館となっています。避難が長期にわたる、あるいは広範囲の災害で避難者が多いと学校に行くということになります。
◆間口除雪については、弘前大学のボランティアセンターと道路維持課と連携して対応しようとしていますが、なかなか解決は難しい状況です。皆さんからもご提案をいただきたいと思っています。
◆通学路の合同点検をしたところ、除雪の問題もありますが、道路の整備というハード面での対応も必要と認識していますので、それも含めて県とも連携しながら計画的に対処していこうと考えています。
◆空き家が危険な状態にあれば、緊急避難的に市が関与します。しかし、放っておけば市がやってくれるとなれば大変な問題です。本来は所有者が責任をもって管理しなければなりません。したがって、危険な状態になる前に手が打てるように、3月までにはしっかり方向性を出すよう進めています。
◆富士見橋の上流側に橋を作ればいいというのは分かりますが、あそこは県道ですので県がやらなければならない。そこで、子ども達の安全のために、ほかに何か対策がないか、このミーティングで皆さんと一緒に考える必要があります。
◆他の地区では、何回もワークショップを行って、地域の人みんなで考えて、その結果、通学路の安全性を向上させた経緯があります。ぜひ、そういうワークショップを開いていただいて、対話をしていければ本当にありがたいなと思います。
第9回市長車座ミーティングの様子を動画でご覧いただけます。
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「防災と女性について」をテーマに開催しました。
日時:12月13日(木曜日)午後2時~午後3時
場所:ウチゴハンのカフェ・リエゾン
参加団体:NPO法人青森県男女共同参画研究所
◆地震など災害が起きた時の対応について、町会、民生委員、市のエリア担当職員など分野を超えた様々な団体でワークショップなどを行い、事前にある程度のルール作りをしておくなど横の連携を持つことで、それぞれが持っている情報や取り組みが活きてくると思う。また、避難所では高齢者や障がい者、女性、子どもなど弱者に問題が起こる。東日本大震災の避難所でも、女性に配慮した部屋作りなど、ハードの面でのきめ細やかな対応が不足していたために、DVなど問題が起こっていた。
◆各地域の特別養護老人ホームや老人ホーム、障がい者施設などと連携して福祉避難所を設立し、情報交換を行うなど連携したシステムがあったらいいと思う。
◆自主防災について、住民の意識を向上させるための啓発活動も必要だと思う。
◆避難所の運営について、女性の意見も反映できるような雰囲気を作っていかなければいけない。
◆市民も東日本大震災を経験したことで、公助に頼り切ってはいけないという意識の変化はあったと思うので、今が防災意識をもってもらうチャンスだと思う。
◆弘前市で一定規模の地震が発生したときの避難者数や被害程度を想定しているが、安全度、安心度をさらに高めるために、防災アセスメント調査事業を今年度末までにかけて、いま行っている。防災アセスメント調査がまとまった後は、地域防災計画の修正などを行っていく。女性の視点も踏まえた避難所の設営については、まだ具体的な議論はしていない。先ずは自主防災組織を増やし、市と具体的なルールを予め決めておいて、いざというときには市が情報を提供していくようなシステムにしなければならない。
◆福祉避難所については、健康福祉部が設置に向けて現在取り組んでいる。また、いざというときは、職員を福祉避難所へ派遣し、自主防災組織やエリア担当職員と噛み合わせていかなければならない。
◆市では39名の市民を防災マイスターに認定し、そのうち35名の方が防災士の試験に合格している。そういう人たちやエリア担当職員に協力してもらって、自主防災組織をどんどん立ち上げていく。そうやって、それぞれの特徴を活かせるリーダーを輩出していきながら、自主防災組織が市民の防災意識の向上を図っていくための啓発活動などを行い、市はそれを支援する。また、青森県男女共同参画研究所のような防災意識の高い方たちに講演会などで防災に関するお話をしてもらうことが大事だと思う。
◆市民サイドからの意見も踏まえた形で意識啓発していくためにはどうすればいいのか、市のエリア担当職員、自主防災組織、青森県男女共同参画研究所、あるいは町会連合会などが一度集まって、ワークショップを開いてみる必要があると思う。
◆市民に防災意識を持ってもらうためにはどうすればいいのかを、市の防災担当や健康福祉の担当などで話し合いをしてみる。
第8回市長車座ミーティングの様子を動画でご覧いただけます。
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「学校支援ボランティアの今後の活動について」をテーマに開催しました。
日時:平成24年11月5日(月曜日)午後2時~午後3時
場所:弘前文化センター2階 第2会議室
参加団体:弘前市立第一中学校学校支援ボランティア
◆学校支援ボランティア活動に様々な年代の地域住民が参加しやすい環境づくりをしてほしい。
◆ボランティア活動に参加しやすく誘いやすくなる仕組みづくりとして、様々なボランティア活動をしている団体に対してボランティア保険のことを周知し、ボランティア保険の保険料は市が負担してほしい。
◆学校の空き教室や備品を地域の交流会などでも利用できるようにし、学校と地域が連携して活動できる体制づくりがあったらいい。
◆学校の先生方の負担を軽減できるようにサポートしていきたい。学校支援ボランティアとして今後、どのような活動をするべきか。
◆市内の小中学校の学校支援ボランティア活動をお互いに情報交換できるようになったらいいと思う。
◆第一中学校の学校支援ボランティアが、優れた「地域による学校支援活動」推進にかかる文部科学大臣の表彰を受けることになり、その際、学校支援ボランティアのセミナーを受講してくる。セミナーで学んだことを今後の活動に活かしたい。
◆学校だけではなく、地域社会全体として子ども達を見ていくことが大事だと思うので、学校支援ボランティア活動のしやすい環境づくりと、ボランティアの能力を発揮できる環境づくりを支援していきたい。
◆ボランティア保険のことについて調べ、改めて回答したい。
◆地域社会が関わる教育について、学校側の理解も必要になってくると思う。また、地域からも自発的に学校と関わりを持っていく姿勢が生まれたらいいと思う。
◆学校の先生方は様々なことに対応するため、子ども達と向き合う時間が少なくなっていると思う。教師に余裕のある対応ができる環境づくりとして、「33人学級」などを進めている。学校支援ボランティアの今後の活動について、市が具体的に示すのではなく、あくまでも自主的なボランティアとして活動してもらいたい。
◆第一中学校と第二中学校が学校支援ボランティア活動をしているので、まずは2校で情報を共有できるネットワーク化を考えてみたらどうか。
◆全国の学校支援ボランティアの事例を見て今後の活動の参考にしてほしい。
第7回市長車座ミーティングの様子を動画でご覧いただけます。
アップルストリーム URL:http://applestream.jp/
「東日本大震災で弘前市内に避難・移住した人に対する今後の支援について」をテーマに開催しました。
日時:平成24年10月16日(火曜日)午後2時~午後3時
場所:弘前市市民参画センター
参加団体:動こう津軽!
◆福島市は避難区域でも特定避難勧奨地点でもないが、実際には放射線量は高い。去年は就学援助の助成対象であったが今年は対象にならないようだ。6月21日に成立した原発事故子ども・被災者支援法を活用して、被災者と認定していただいて、助成していただければと思う。
◆福島市は原子力発電所から遠いが、いざ爆発すれば素敵な弘前の街も福島と同じになってしまうのではないか。青森の人にも、もう少し原子力発電所に対しての認識を強く持って、長い目で大事に街を育てていっていただきたいと思う。
◆行政の対策のスピーディなことにすごく驚いて感謝でいっぱい。福島のことも考えて、冷房などにかかるエネルギーを少しでも削減できるように、身近なところから、自分のできるところから削減に務めている。迅速な対応をしていただいた弘前への恩を返しきれるかわからないが、今、目の前にある自分のできることをやっている。
◆緊急雇用創出事業の街なかカラス対策事業に従事して働いているが、この事業はまだ続けていくのか。
◆さくらまつりや、ねぷたまつりへの招待は、子どもたちにとってもすごく良かったと思っている。
◆避難区域でも特定避難勧奨地点でもない場所であっても、実際には放射線量が高いため避難生活をなされ、結果、被災者と認定されずに助成を受けられないで困っている人もいるという声を、県の関係機関にしっかり伝えたい。
◆原発については難しい問題ではあるが、弘前市は再生可能エネルギーで自立できるようにスマートシティ構想に取り組んでいる。
◆いろいろな活動に参加されて社会貢献できるような状況というのは、皆さんの暮らしぶりに一番元気になることだと思う。そういう環境で、もし何かに取り組みたいというときは協力する。是非これからも続けていっていただきたいと思う。
◆緊急雇用創出事業の来年の枠組みについて県と協議をしていく。
◆弘前のまつりに招待するようなことを今後も続けていければと思っている。また今後、りんご博覧会や雪燈籠まつりの秋と冬に力を入れ、街をにぎやかにしていきたいと思っている。
「これからの弘前の交通まちづくりについて」をテーマに開催しました。
日時:平成24年8月24日(金曜日)午後2時~午後3時
場所:弘前市勤労青少年ホーム 2階談話室
参加団体:弘前大学公共交通サークルH・O・T Managers
◆弘前のバスは真ん中に集中する。真ん中に集中し、そこから出ていくが、市民は乗り換えが煩わしいから車を利用する。そういうのがすごく多い。乗り換えすることに抵抗をなくするような工夫、例えば乗り継ぎ割引とか、乗り換えが普通だという意識づけが必要だと思う。
◆子ども達に小さい頃から意識づけしたい。小さい頃から乗り方教室などの教育的なことを行い、バスを使うことが当たり前になるような意識づけを行っていれば、違ってくるような気がする。例えば市職員が小学校に行って、出前で授業するというのもあると思う。
◆トランジットモールの社会実験は、それだけが独り歩きしているような感じがする。関係ない市民にとってはただの迷惑になっているんじゃないかなと思う。トランジットモールをやる意識づけ、どうやって市民を巻き込んでイベントをやるのかというところがまだ足りない。
◆例えば、大鰐線の中央弘前駅。そこで終わりじゃない。その先にあるニーズをくみとっていけるような仕組みづくりが必要で、それは私たちが発行した情報誌(ソフト面)だけでなくて、ハード整備なども必要になってくと思うし、そこは、私たちや行政、事業者が三者で一緒にやっていく形が一番望ましいと思う。
◆学生が土手町に来て何をするかということについて必然性がない。当然、公共交通を利用するという必然性もない。ここに来ればいつも何かが行われている、必ず何かある、そのような動機づけが必要だ。
◆子どもの頃から教えて抵抗感なくすというのは、かなり有効だと思う。
◆公共交通のあり方について、実証実験を通じて探るという意味合いもある。そういった目的、意義については、あまり市民に浸透していないという部分もあると思う。
◆ある目的を持って、そこに行くために公共交通を使うということだ。目的を持ってそこに行くために、楽しむために、公共交通を使うというアプローチもある。相対的な魅力をアップできるような公共交通機関にするという意味において、魅力度アップにつながるようなハード面での支援も必要になってくる。すべてソフトだけでは行かないし、逆にハードだけでも行かない。両面からということで、それは行政、事業者、そして皆さんのようなかたと連携取りながらやっていける状況をつくりだすことができればしっかり機能していくと思う。
「地域における母親クラブの役割について」をテーマに開催しました。
日時:平成24年7月24日(火曜日)午後2時~午後3時
場所:弘前市勤労青少年ホーム 集会室
参加団体:弘前市母親クラブ連絡協議会
◆時代の流れからか、今のお母さんたちは児童館に子どもを預けるだけで、母親クラブには参加しない。しかし母親クラブがあるところは非行が少ない。目があるだけで違う。まず、地区単位のクラブを作ってほしい。それが一番。お母さんたちには意識だけでも持ってほしい。
◆地区単位のクラブですら、統合などで存続が難しくなっている。ましてや、協議会で事業を行うとなると参加者が少なく大変だ。
◆母親クラブをなくさないように、社会教育の場として、地域で子どもたちを育てていくという基本点に立ち返らないといけない。そこが大事だ。その理解を深めることがまず第一になければならない。なくすという考え方ではなく、むしろ発展させる方向に。
◆時代、価値観も違ってくる。1つにまとめるのは大変。まず受け入れることが大事。どうやったら意識の統合、意識啓発、連携できるか。意識をそろえるのは、何をしたらいいのかをリストアップしてみる。協議会の役員に単位クラブから積極的な人を入れるのはどうか。
◆母親クラブとしての活動を、単位クラブに限定するのか、協議会としてどういうふうな活動をしていけばいいのか、少し検討してみてはどうか。要するに母親クラブをどのようにまとめていくのか。母親クラブという考え方の下に全体を通した事業活動のあり方があるのではないか。
「スポーツを通じた地域活性化について」をテーマに開催しました。
日時:平成24年6月29日(金曜日)午後2時~午後3時
場所:有限会社リンゴミュージックダンススタジオ
参加団体:弘前アレッズ・ブランデュー弘前FC・スポネット弘前
◆弘前アレッズは、4月1日から本格始動し、順調に進んでいるが、練習場所と試合場所がなかなか確保できない。みんな働きながら野球をやっているため、昼は練習できない。ナイター設備のあるところは、運動公園(市営球場)しかない。他団体との競合になる。日中にやるとすれば、職場の理解も必要。環境は厳しい。
◆情報発信の手助けをしてほしい。弘前アレッズ、ブランデュー弘前FC、スポネット弘前、まず市民の皆さんに知っていただくことが大事。野球好き、サッカー好き、スポーツ好きな人以外にも知っていただき、見に来てもらう環境をつくりたい。
◆運動公園の球技場が、人工芝になればいいと思っている。ただ市にお願いするだけでは厳しいと思うので、熊本城の一口城主みたいに1平方メートルいくらとかで、市民に寄付を募るというのはどうだろう。
◆学校開放の基準が、学校によってまちまちだ。もうちょっと整理すれば、もっといろいろな人が便利に使えるようになる。
◆スポーツ少年団なども、学校単位でできなくなってきている。保護者に負担がかかっている。先進事例などを見ると、地区の体育協会など地域の人を巻き込んだ、地域型になってきている。学年によって指導がまるで違う。ぶれない環境が欲しい。
◆スポーツ団体のユースサミットのようなものをつくりたいと思っている。
◆小沢運動広場にナイター施設があるということなので、照明施設が十分かどうか、現場を調査させる。若干の補助照明やフェンスを付けるくらいで対応できるというのであれば、練習場としての可能性が出てくる。他チームとの優先性の問題もあるが、選択肢に幅は出る。試合場所については、市営球場の優先予約に入れ込んでいく工夫をする。
◆情報発信については、市のホームページや広報ひろさきに紹介ページを作り込んでいく。ホームページには、「スポーツ」という括りでバナーを組み、それぞれのホームページのリンクを掲載する。ファンを獲得するために、試合情報やイベント情報など、トピックスのようなものを入れ込んでいく。皆で応援していきましょうというかたちをつくる。そうでなければ育っていかない。私も弘前アレッズとブランデュー弘前FCには期待しているし、なんとか伸びてほしい。
◆運動公園球技場の人工芝生化については、私も意欲は持っている。それに対する資金の手当ては難しい状況ではあるが、日本サッカー協会の補助金獲得などに向けてチャレンジしていきたい。
◆学校開放については、それぞれの校長先生の考え方がありなかなか難しいが、いずれ皆さんに学校開放の基準のようなものをしっかり示し、同じような対応ができるような状況をつくっていければと思っている。
◆地区体協、市体協のあり方が機能的でないということだが、こんな制度があればというのを提案していただきたい。
◆スポーツのユースサミットのようなものができたら、そこが主体になり、例えば企業との連携の場を持つとか、いろんなことができていくと思う。そういうときは相談してほしい。
「市民・観光客にとって魅力あふれる街づくりのありかたについて」をテーマに開催しました。
日時:平成24年5月22日(火曜日)午後6時~午後7時
場所:弘前大学大学院保健学研究科 大学院セミナー室4
参加団体:弘前の街について考える会
◆いろいろな観光ガイドマップがあるが、それぞれがリンクしていないということをすごく感じる。もっとシンプルに、全体版とターゲットを絞ったエリア版があればいい。それがホームページからマップをダウンロードできるようになればもっといい。市メールマガジンなどでも、行政情報だけでなく、民間情報もどんどん流してほしい。いろんな情報がうまくリンクすると、すごく便利な街になる。そしてまた来たいなと思うようになる。もうひと工夫必要だ。
◆弘前の街のガイドとなるアプリを作ってほしい。今は誰でもスマートフォンを使える。つながっていることが重要だ。ホームページの情報プラスそこから先の情報を発信してほしい。おせっかいなくらいがちょうどいい。ウェルカム感が欲しい。人が人を呼ぶ。
◆これからの観光はまち歩きだ。その街の生活文化に触れることを至上の喜びとするグループ客、個人客が増えてきており、それらに対応していかなければならない。
◆ガイドマップに関しては、それぞれのルート、ゾーンを楽しめるような、マップに仕上げることが大事。体系的にツリーにして、そこから辿りつけるような、そういうマップ作りが必要だということだ。アプリも作らなければならないかもしれない。
「こぎん刺しをはじめとする伝統工芸の振興等について」をテーマに開催しました。
日時:平成24年5月2日(水曜日)午後2時~午後3時
場所:佐藤陽子こぎん展示館
参加団体:岩木かちゃらず会
◆駅やりんご公園などで、こぎん刺しの展示会などを開催すると体験したいというお客さんが結構いる。しかし体験する場所、機会、その情報が非常に少ない。
◆例えば、広報ひろさきの帯にでも一列に模様を印刷してPRを図ったらどうか。まだまだこぎん刺しの認知度が低い。 こぎん刺しの仲間でも、前に踏み出そうという意欲のある人がたくさんいる。ただ、横のつながりができていないので、他のものとコラボレーションしたいといっても、生活がかかっており、話だけで終わってしまうのが今までの現状である。行政が主導となり、異業種交流会の実現に向けて尽力いただきたい。
◆弘前に観光に来るお客さんは、春夏秋冬のまつりを目的にしている。通年ではなかなか難しい。だとすれば、新しい付加価値として最初からツアーに体験コーナーを組み込む。これを売り込みたい。リピーターになってもらうには街歩きだ。そのなかで体験コーナーというのは非常に重要になってくる。個人客、グループ客は、地域の人たちと触れ合い、生活文化に接し、共鳴共感、感動し合うことを求めている。だからそういう新しい旅のスタイルを提供していく。
◆新しい感覚で、新しい付加価値を付ける。加えていくことを無限大にしていけば、絶対的な価値になる。こぎん刺しは模様そのものが宝。例えば津軽塗などとコラボレーションすれば、全く違ったものになる。ファッションとのコラボでもいい。もちろん伝統工芸という枠組みは大事。そこに止まらず、もう一つ上のものがあってもいい。そのための異業種交流会やりましょう。相手方から欲しいと言わせるようにする。そういうことをしたい。実際に企画して、売れる商品を作る。
◆PRという意味では、「弘前の伝統工芸品」の紹介コーナーを、市のホームページに新たに設けましょう。弘前の伝統工芸品を全部体系化したツリーにし、体験できる施設や日時、連絡先とか、ホームページのURLとか、そういう情報を入れるようにすれば、ずっといいんじゃないか。弘前に旅行に行きたい、何か体験したい。いろんなものをたくさん紹介して、その中から選択できるような仕組みを作ればいい。
◆弘前がにぎやかになってきた。それにつれて、弘前が題材としてメディアに取り上げられるようになってきた。取り上げられると、次は工芸品などが見直されていく。それに新しい付加価値をつけ売り出す。地域に跳ね返ってくる。いろいろなことをやっていくなかで、一つでも二つでもいいものに結びついていけば、必ず雇用、働く場が生まれてくる。そうでなければ若者が定着しない。地域に根付したもので発展していくようでなければ長続きしない。