2017年7月22日、ホテルニューキャッスルにてブラジルパラ柔道チームの合宿を記念したシンポジウム「嘉納治五郎とコンデ・コマ~世界にJUDOを伝えた先人たち~」を開催しました。
今回のシンポジウムは弘前市出身で、世界にJUDOを広めるために旅たち、ブラジルでコンデ・コマを名乗った前田光世と柔道の創始者で、高等師範学校(現・筑波大学)の学長を務め、日本人初のIOC委員でもあった嘉納治五郎の二人の偉大な先人に光をあて、足跡を振り返り、3氏による特別講演も行われました。
講師:真田久氏
略歴:筑波大学教授であり、嘉納治五郎研究の第一人者。スポーツ庁と連携し次世代の国際スポーツ界のリーダーを育むつくば国際スポーツアカデミー長としてご活躍。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会文化・教育員会委員も務められている。
内容:コンデ・コマこと前田光世をブラジルに送り出し嘉納の功績について
講師:三戸建次氏
略歴:元船沢中学校校長。前田光世研究家で「コンデ・コマ物語」の著者。
内容:世界に柔道を通じて日本人の精神性の素晴らしさを伝えた前田光世について
講師:ケンジ・サイトウ氏
略歴:つくば国際スポーツアカデミー在籍。元リオ大会組織委員会柔道競技運営責任者。
内容:日本柔道がブラジル柔道界に果たした役割など
シンポジウムの様子
シンポジウム後の懇親会に参加しているブラジルチーム
弘前市国際スポーツプロジェクト実行委員会
(スポーツ振興課内)
電話:0172-40-0583