弘前市はこれまで、台湾と果物交流や物産交流、子どもたちの国際交流などを行っておりました。台湾との更なる交流の発展を図るべく、平成28年11月16日に台湾ソフトボール協会と東京2020オリンピック事前合宿に関する基本協定を締結しました。併せて平成28年12月9日に台湾のホストタウンとして登録を受けました。
野田村におかれましては、東日本大震災に際し、台湾佛教慈濟基金会(たいわんぶっきょうじざいききんかい)から全被災世帯へ義援金を受けられたほか、台北中世(たいぺいちゅうせい)ロータリークラブから中学校に和太鼓の提供を、台北福齢(たいぺいふくれい)ロータリークラブから小学校へ楽器やスポーツ用具の支援を受けるなどの縁があり、復興「ありがとう」ホストタウンの登録を受けました。
また、弘前市と野田村間では、震災以降官民問わず支援や交流活動が続いており、活動を通してより一層交流が深まっております。
そして、台湾女子ソフトボールチームが弘前市で合宿を行うことに合わせ、震災時のお礼と、今後も弘前・台湾・野田で継続した交流ができるよう、平成30年6月30日に2つのホストタウンと台湾による交流会を実施する運びとなりました。
交流会当日では、野田村から35名の村民が参加し、野田村の名物ともなっている、なもみ太鼓による曲目「なもみばやし」と「海神」が披露されました。交流会の参加者たちは、見るものを惹きつけ、時に圧倒する太鼓のリズムの迫力を間近で体験することができました。
台湾ソフトボールチームを歓迎する横断幕
なもみ太鼓演奏①
なもみ太鼓演奏②
弘前市国際スポーツプロジェクト実行委員会
(スポーツ振興課内)
電話:0172-40-0583