教育自立圏とは、学校・家庭・地域が各々の役割と責任をもって、連携・協働し子どもの健やかな成長に向かって主体的に関わっていく、自立的・持続的な教育機能を有した圏域(中学校区)を意味したもので、教育委員会が作った「造語」です。
教育自立圏においては、「義務教育9年間を貫く“学びと育ち”の環境づくり」と「地域とともにある学校」の実現に向けて、郷土の歴史や文化・風土など独自の教育風土や教育資源を生かしながら自立的で持続可能な学校づくりを推進します。
< 弘前市教育委員会ホームページより >
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kyouiku-jiritsu/2016-0701-kyouikujiritsu.html
コミュニティ・スクール(CS)とは、法律では「学校運営協議会制度」といいます。
学校、保護者、地域住民が共に知恵を出し合い、協働しながら子どもたちの豊かな成長を支えていく仕組みです。
保護者や地域住民などで構成される学校運営協議会が設けられ、学校運営の基本方針の承認や教育活動などについて意見を述べ、その意見を学校運営に反映させる取組が行われます。弘前市では、現在、学校の運営に保護者や地域住民の意向を幅広く取り入れる「学校評議員」制度を導入していますが、平成30年度からコミュニティ・スクールへの移行を目指して、調査研究を進めています。
また、このコミュニティ・スクールを支えるために、学校を支援する者(公民館や地域ボランティア等)と学校を繋ぐ連絡・調整役を各学校に「地域コーディネーター」としてチームで配置し、ボランティアが積極的に学校に関われる仕組みとして「(仮称)地域学校協働システム」の導入を併せて検討しています。
< 弘前市教育委員会ホームページより >
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/kyouiku-jiritsu/2016-0701-comunity.html
今年度は、学校運営協議会を中心に、コミュニティ・スクールの推進に向けて
尽力しています。
今後、保護者や地域の皆様に、「地域とともにある学校」づくりの一端を、
「大成コミュニティ・スクール通信」を通してお伝えしていきたいと思います。
平成29年11月22日(水)
大成小学校において、弘前市教育自立圏調査研究校公開発表会が開催されました。
全学級での公開授業(うち4教室では中学校の先生によるチームティーチングを実施)、
三中学区の取組についての発表、
青森中央学院大学教授の高橋興氏による講演「小中一貫教育とコミュニティ・スクールの
一体的な推進の必要性と課題」が行われました。
参加者の皆様に、弘前市のモデル校として成果を伝えることができました。
大成コミュニティ・スクール通信第16号にも記事が掲載されていますので
どうぞご覧ください。
地域の有志によるもちつき会のみなさんが主催し、保護者の協力を得ながら、
子どもたちにもちつき体験の機会を与えてくれ、もちをふるまってくださいました。
最勝院の住職さんや地域の交番の警察官の方々、松森町津軽獅子舞保存会の方々も参加し、
お話をしていただいたり、舞を見せていただいたりしました。
普段なかなか体験できないもちつきを楽しんだり、おいしいもちを食べて舌鼓を打ったりと
子どもたちにとって、とても充実した貴重な体験となりました。