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平成29年5月10日 定例記者会見

(会見者: 葛西憲之 市長)

 

市長あいさつ

代表質問

1.100周年の来春のまつりへの構想や期待、意気込み等について

自由質疑

1.弘前さくらまつりの人出251万人を記録した要因について
2.市のライブカメラのアクセス数について
3.来年のさくらまつりについて
4.イベント民泊について
5.遅咲きの桜の鉢植え展示について
6.はるか夢球場について
7.家庭系ごみの有料化について

 

配布資料

1.記者会見次第(あいさつの主な項目等)PDFファイル(113KB)
2.さくらまつり総括資料PDFファイル(90KB)
3.SHIROFES.2017PDFファイル(977KB)
4.はるか夢球場・リニューアルイベント概要PDFファイル(68KB)
5.第14回文化財庭園フォーラムPDFファイル(1028KB)
6.りんご花まつりPDFファイル(1246KB)

7.次期総合計画策定のための意見交換会開催についてPDFファイル(153KB)

 

市長あいさつ

 

 

今年の弘前さくらまつりは、4月22日から5月7日までの16日間で開催いたしました。昨年に引き続き、今年も全国的に早咲き傾向にあり、弘前公園のソメイヨシノは、4月18日に開花し、25日に満開となり、28日まで満開が続きました。
花筏につきましては、新たに3か所設置した撮影スポットも相まって、SNSなどで全世界にその魅力を発信することができました。まつり期間中の人出は251万人となり、これは昨年の236万人と比べますと、15万人の増となりました。
今年は、100年目のさくらまつりということで、記念事業を中心に様々な事業を展開したところ、多くの観光客においでいただいたことも大きな要因となっております。
まず、22日の開会式には、岸田文雄外務大臣、滝沢求外務大臣政務官、武井俊輔外務大臣政務官、そして、駐日外交団の皆様が「地方を世界へ」プロジェクトの第4弾として来弘され、特別来賓としてご出席いただきました。一行は園内を散策され、皆様に弘前のさくらと伝統文化を存分に堪能していただきました。外務省のホームページやフェイスブック、ツイッターでは、開会式などの様子を発信していただいたり、インド大使館のツイッターでは、駐日インド特命全権大使と私と三村知事が一緒に写った桜の写真を掲載していただいたりと、当市の魅力を存分に発信できたものと感じております。
次に、今年、リニューアルいたしました中濠城船事業でありますが、昨年の手漕ぎボートから、本場、福岡県柳川の和船と船頭さんによる「中濠観光舟」として運行いたしました。
そのほか、100年目の記念事業として今年から始まった「さくら桟敷」や「観光人力車」、さらに、5月3日の観桜会記念日には、「プレミアムチケット販売」、「記念パレード」、「和装で観桜会」や「満開の打ち上げ花火」などを実施し、新たな観光の魅力を創出いたしました。
更にまつり期間中、「弘前デザインウィーク」でも「弘前デザインウィークSAKURA」として3つのコンテンツを展開いたしました。絵本の原画展「えんとつ町のプペル光る絵本展」には多くの方々がお越しになり、光る絵と桜のコラボレーションという幻想的な世界を延べ約17万3千人の皆様が堪能されました。また、芸人でアーティストの西野亮廣氏を講師に迎えた「えんとつ町のプペルこどもワークショップ」では、市内の小学生が参加し、世界に一つだけの表紙を作るという子どもたちの夢を育み、未来のクリエイター育成につながる事業が出来ました。そして、5月3日と4日に、弘前公園市民広場で開催された「さくら音楽祭 弘前ピーヒャラ」では、多くの出演者によるステージ演奏や、「りんご追分」の大合奏、パレードなどを行い、100年目のさくらまつりを音楽で祝うにふさわしいイベントとなりました。
この様な様々な事業で観光客の皆様をおもてなしした結果、251万人の人出につながったものと分析しているところであります。今後は、来年の100周年に向けて、内容をブラッシュアップし、準備を進めてまいりたいと考えております。
なお、さくらまつりの各イベントの参加人数などについては配布資料2を参照していただくようお願いします。
また、さくらまつりは会期を終えましたが、りんご公園では、桜に続く2度目の花見として「弘前りんご花まつり」が、5月14日まで開催中であります。りんごの花は、主力のふじが5月6日に開花し、11日が満開予想となっており、まつり最後の土日となる今週末には、ちょうど見頃を迎えますので、そちらにも是非お越しください。

 

国内外から弘前が注目される弘前さくらまつりから続く流れを途切らせないよう、弘前デザインウィークでは、6月30日から7月2日までの3日間、昨年度に引き続きダンスとパフォーマンスの祭典「SHIROFES.2017」を開催いたします。
初日の6月30日及び翌7月1日は弘前大学、最終日の7月2日は弘前城本丸を会場に、ダンス・音楽・アートなど県内外から約500名以上のクリエイターが参加します。特に今年は「SHIROFES.2017」とRed Bullがコラボレーションをして、世界6箇所で開催されるダンスワークショップやダンスバトル、アート展示などの複合的プログラム「Red Bull BC One Camp」との同時開催が実現しました。
世界のカルチャーをつくってきた30名を超える有名ゲストや50名以上のキャストを迎え、世界のトップクリエイターたちがここ弘前に集結し、様々なコンテンツを展開します。その中の1つとしてポップダンスの世界大会「POP 1 ON 1 BATTLE "SAMURAI"」も開催され、世界一の称号をかけて熱きバトルが繰り広げられるとともに、Red Bullのもつ強力なネットワークを活用し、当市を世界へ発信します。会場への入場は無料、本丸への入園も無料となっておりますので、多くの市民の皆様にご参加いただければと思います。

 

当市は、先人たちが築いてくださった様々な財産を磨き上げながら、まちづくりを進めてきましたが、これからはこれらの財産をしっかりと守っていくとともに、次の世代に残していく新たな資源を生み出すことが必要であります。そのため、市民と一緒に新たな資源を生み出す取り組みのひとつとして、花でひろさきの街なかを彩る「ハナヒロ プロジェクト」を5月27日に開催いたします。
これまで「ひろさき未来戦略研究センター」において、スーパーバイザーである涌井史郎氏からアドバイスをいただきながら、当市を代表する地域資源である「桜」と「りんご」の花に続く、花を活用したまちづくりについて研究してまいりましたが、世界的に見ても、先進的な都市において花を活用し、まちの感性を高めている事例があることから、当市の都市イメージを高めるための取り組みとして実施するものです。
今回は、実証的に取り組みをスタートさせますが、これから整備を進めます吉野町緑地などにつなげていきたいと考えております。
当日は、蓬莱広場を会場に季節の花でバスケットを製作し、土手町の蓬莱橋から弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅へかけての土淵川沿いを花で彩りたいと考えております。
園芸の経験がなくても大丈夫ですので、友人・家族お誘い合わせの上、多くの方にご参加いただき、地域に新たな花を咲かせていきたいと思っております。

平成27年度より避難場所としての機能を兼ね備えた施設として改修してまいりました弘前市運動公園「はるか夢球場」につきましては、現在工事の最終工程にはいっており、遂に6月に完成となります。
完成後のリニューアルイベントといたしまして、6月3日(土)に、「はるか夢球場リニューアルオープン記念セレモニー」、並びに「第47回弘前市スポーツ少年団野球大会」を開催いたします。
子どもたちの夢や未来への希望を育む球場として、まずはその主役である子どもたちに利用してもらいたいと考え、市内の小学生が熱戦を繰り広げる、スポーツ少年団の大会を第1弾とさせていただきました。また、セレモニーの主役も子どもたちということで、大会のベスト8まで勝ち上がったチームに参加していただく予定となっております。
是非とも、多くの市民の皆様にボールパークとして生まれ変わった「はるか夢球場」の姿を、元気いっぱいの子どもたちのプレーとともにご覧になって頂きたいと思います。
また、その後も、更なるリニューアルイベントを連続して企画しており、配布資料4のとおり、第7弾まで、幅広いレベルや年齢層の大会や試合が目白押しです。野球ファンの皆様をはじめ、多くの方に是非とも、「はるか夢球場」へお越しいただき、忘れられない最高の夏にしていただきたいと思います。
また、6月28日(水)のプロ野球一軍戦のチケット販売状況についてですが、2月末に開始した販売分は販売早々に売り切れるほどの人気ぶりでした。このような状況を受け、主催者である㈱楽天野球団では、5月15日(月)の午前10時から、追加でチケットを販売する予定とのことです。
詳細は後日、楽天側から発表になると思いますので、まだチケットを入手していない方は、お見逃し無く!
また、プロ野球一軍戦開催時の来場方法等の詳しい内容についてはまもなくご案内することとしておりますが、私は特に、弘前駅城東口から徒歩で来場される方のための取り組みが最重要と捉えており、道中一軍戦のワクワク感をかき立てるような演出をするなどし、盛り上げてまいりたいと考えております。

市立博物館では、6月17日から特別企画展「~明治、写実に出会う~日本近代洋画の誕生ー山岡コレクションを中心にー」を開催いたします。
本展覧会は、ディーゼルエンジン事業の始祖と言われるヤンマーの創業者・山岡孫吉氏の貴重なコレクションを中心に、日本の近代洋画の礎を築いた画家たちの作品105点を紹介するものです。
高橋由一や五姓田義松による写実的な初期洋画と 黒田清輝、青木繁に代表される印象派の影響を受けた絵画を2本柱に、テーマ展示を交えて日本近代洋画誕生の大きな流れをお楽しみいただけるよう構成しております。
江戸から明治へという日本の歴史の転換期に、西洋絵画の流入という画期的な出来事の中、試行錯誤を繰り返しながら新たな美の表現を追求した画家たちの珠玉の作品をご堪能ください。

5月13日(土)、14日(日)の両日、「新緑の津軽路を歩こう りんごの花に包まれて」の大会テーマのもと、第19回津軽路ロマン国際ツーデーマーチが追手門広場を出発点として開催されます。
5kmから30kmまでの各コースが設定されておりますので、短命県返上、健康増進のため、ウォーキングでさわやかな汗を流していただきたいと思います。

津軽地方には大石武学流庭園が約400あると言われており、とりわけ当市には集中的に残っています。
大石武学流庭園の持つ高い文化財的価値については、昨年度のサミット、一昨年度のシンポジウムの成果などから、着実に市民の皆さまに浸透してきております。
その一方で、大石武学流庭園を取り巻く環境は、時代ともに変化しており、維持管理上の問題や生活環境の変化により、その数を減らしつつあります。
そのような中、6月24日、25日の2日間に渡って、文化財庭園フォーラムが当市で開催されます。
このフォーラムは、文化庁及び文化財庭園保存技術者協議会が主催で、当市も共催して開催するものです。

1日目の6月24日には、文化財庭園保存管理技術見学会と題して、市内にある大石武学流庭園を会場に、実際に庭師が維持管理作業を行っている状況を一般公開いたします。
2日目の6月25日には、シンポジウムとして、ヒロロ4階市民文化交流館ホールを会場に、文化財庭園に各方面で携わっておられる方々から、大石武学流庭園の保存と継承における様々な課題について、それぞれの立場からご意見・お考えをお伺いし、市民の皆さまと共に、今後の保存と継承について理解を深めてまいります。
さらに、シンポジウムの後には、一般公開されていない大石武学流庭園を見学するバスツアーの開催も予定しております。
当市といたしましても、今回の文化財庭園フォーラムを通じて、津軽地方に育まれた庭園様式である大石武学流庭園を守り伝えていく機運を高めるとともに、その価値や魅力を国内外に発信してまいりたいと考えておりますので、多くの市民や、造園関係者の皆さまにご参加いただきたいと思います。

 

当市ではオール弘前体制を推進し、「子どもたちの笑顔あふれるまち弘前」の実現に向け、平成26年に弘前市経営計画を策定し、各事業に取り組んでおります。
現在の経営計画は今年度で終了し、来年度からは、現在策定に取り組んでいる新たな次期総合計画に基づき市政運営を行うこととなります。
この次期総合計画に、市民の皆様のご意見を反映させるため、市政懇談会の実施地区では市政懇談会において、その他の地区については、別途意見交換会を設けて、ご意見やご提案を募ります。
「必要なものは何なのか」、「これからの弘前はこうなって欲しい」など、市民の皆様のご意見を反映させた市民の想いの詰まった計画にしたいと考えております。
市政懇談会は7月から8月にかけて、意見交換会は、6月から8月にかけて開催しますので、多くの市民の皆様の参加をお待ちしております。

 

代表質問

100周年の来春のまつりへの構想や期待、意気込み等について

Q.記者

来年桜まつりが100周年を迎えますが、100周年の構想や期待、意気込み等をお聞かせください。

 

A.市長

観桜会、さくらまつりについては、その長い歴史の中で、現在のように多くの人々を魅了するまつりに至るまでには、先人達の不断の努力がありました。
一例ではありますが、第1回観桜会のきっかけをつくった「呑気倶楽部」、弘前公園に多くのソメイヨシノを植えてくださった菊池楯衛氏、内山覚弥氏、福士忠吉氏などの市民をはじめとする方々、その先人達への感謝の気持ちを持ち続け、功績を後世に伝えていくことが、今の時代を担うものの役割であると思っております。
これらのことから、100年目、そして100周年は、弘前さくらまつりの歴史を振り返るとともに、次の100年に向けた新たなスタートを切るものとしております。
先ほどのあいさつでも触れましたが、今年の100年目については、観桜会と呼ばれた当時のまつりの雰囲気を感じていただけるような趣向を凝らしました。名物であった人力車、和装や仮装パレードの復活、昔のポスターを集めた「懐かしポスター展」、また、さくらまつりの新たな楽しみ方を提供した「さくら桟敷」、「中濠観光舟」、他にも5月3日を観桜会記念日と定め、様々な事業を実施し、市民の宝物であるさくらまつりを市民に楽しんで頂き、市民をあげてお祝いすることを目的に実施してまいりました。
また、今後の記念事業といたしましては、これまでの先人達の取り組みや不断の努力とその成果をまとめた記録がなかったことから、次の100年へ歴史を残すため、記念誌の編さんと発行に取り組んでまいります。
現在、今年のさくらまつりの効果などについて各団体より聞き取りをする予定ですが、まつり期間中の人出は251万人となり、物販の売り上げも好調だったという話も聞いております。この251万人という数は大きな成果でありますが、観光産業をしっかり深めるためには、今後は観光消費額で成果を捉えていく必要があると考えております。
市のビッグデータを活用し、約2年分の市ホームページのアクセスログ分析をしたところ、ライブカメラのアクセス数が高いことや、西日本地域からのアクセス数が少ない結果がでております。
私は、これまでのさくらまつりを次の100年へ歴史を繋ぐとともに、これらのビッグデータを活用し、観光産業の成果を体積で捉えて、国内外からの更なる集客を図りつつ、観光を当市の稼げる産業としていくように、次期総合計画にも主要な政策として位置付けて戦略的に推進してまいたいと考えております。

 

自由質疑

1.弘前さくらまつりの人出251万人を記録した要因について

Q.記者

251万人という人出があった一番の要因をお聞きかせください。

 

A.市長

まず1つには、これまでの当市の観光政策がようやく今実ってきた、そういったところが前提としてあるのではないかと思っております。さくらまつり100周年に向けて、今年は100年目という事で様々な前段階でのプロモーションを展開してまいりました。花筏をはじめとした弘前の桜に関する豊富なコンテンツをバージョンアップして国内外へ発信できたという事が大きな要因になったのではないかと思っております。
それと同時に、今年は桜と天候の関わりが非常に大きな要因になったと思っております。早咲きでしたが、花の持ちがよかったということと、曜日の並びが良く重なったという事で、その点についても良かったと思っております。
それに加え、100周年に向けた今年の100年目の取り組みとして、中濠の観光舟、観光人力車、さくら桟敷といった様々なコンテンツも打ち出してまいりました。そういったことの相乗効果で今回の251万人という成果につながったものと考えております。

 

2.市のライブカメラのアクセス数について

Q.記者

市のライブカメラのアクセス数が多いということと、その一方で西日本からのアクセス数が少ないということについて、これをどう分析し、どのような取り組みに繋げていくのでしょうか。

 

A.市長

アクセスログについてはひろさき未来戦略研究センターで分析をした結果でありまして、なんといっても弘前さくらまつりの桜を見ることができるというライブ感を生み出しているという部分があり、そのことがアクセス数が多い要因となっているのではと考えております。これは同時に、桜まつりをはじめとする弘前の四季折々のおまつり・イベントの情報発信にこういったものをしっかりと活用していくことが出来れば、これまで以上の誘客促進につながっていくものであると考えております。そういう意味で、今後もこのライブカメラの分析結果をより有効に、様々な側面から検討して発信できるような体制を整えていければと思っております。

西日本への情報発信とういう点につきまして、これは当市だけの問題ではなく青森県全体として弱いのではないかと考えております。私もりんごのトップセールス、観光のプロモーションなどで首都圏をはじめ、大阪圏域くらいまではかなりの頻度で行っておりますし、県でもそのような事業を行っていますので、相当浸透はしてきてるという実感はあるのですが、西日本方面に行きますと、やはり認知度という意味では非常に弱いという事も併せて実感している所であります。それが苦しくもこのアクセスログに反映された結果だとも思っておりますので、今後トータルの情報発信ということで観光政策を進めるうえで、県にも西日本に対する様々なアプローチをしていただくような要望もしていかなければなりませんし、当市としてもその機会をとらえたプロモーションをしっかり展開していければと思っております

 

3.来年の桜まつりについて

Q.記者

今回さくらまつりが100年目という事で様々なイベントをされて大変盛り上がり、来年に向けて期待度がさらにに高まったのではないかと思いますが、今年以上の取り組みをやはり来年はされるという事でよろしいでしょうか。

 

A.市長

もちろんそのつもりでおります。イベントという点ではもちろんですけれども、やはり何よりも市民に楽しんでもらえるようなお祭りという視点でとらえることが重要でありますので、市民の皆様が総参加で取り組めるようなお祭りという点に重きを置いたスタンスで臨めればと思っております。

もちろん先人たちの不断の努力を顧みてしっかりと記録に残すということも大事でございますので、その点も含め、来年の100周年についてはやはり稼げる観光ということに繋げていくような取り組みを重点的に行ってまいりたいと考えております。

まだまだジャストアイデアの部分ではございますが、様々な施策を商工会議所、観光コンベンション協会、物産協会、経済団体、大学なども交えて、オール弘前体制で来年の事については提示してまいりたいと思っております。

 

4.イベント民泊について

Q.記者

今回イベント民泊を実施されたと思いますが、その結果がどうだったか、何か課題があるのか、あるいは今後どうしていくのかという点についてお聞かせください。

 

A.観光振興部長

イベント民泊について今回実施致しまして、その成果の部分は現在取りまとめている最中でございますので、後日改めてお知らせしたいと思います。

 

A.市長

イベント民泊について、さくらまつり期間中に関してはホストが少なかったという点もあり、まだまだこれからという感触でございます。弘前市は函館市などに比べると相対的に宿泊施設が少ない状況にありますので、そういった点を補完するという意味でグリーンツーリズムや民泊は非常に重要な要素になってきます。今後は夏にねぷたまつりがありますので、それに向けて取り組み、市民の皆様に手を挙げていただけるようなインセンティブを与えながら、これからの民泊拡大につなげていければと思っております。

 

5.遅咲きの桜の鉢植え展示について

Q.記者

今年のさくらまつりに関して、当初話していた200鉢の大きな鉢植えの展示についてですが、どうだったんでしょうか。

 

A.公園緑地課長

鉢植えは今年から作って、設置は早ければ2年後ということで予定をしております。

 

A.市長

弘前雪明かりが極めて有望株ではないかと私は思ってまして、これを中心とした鉢植えなどの対応もしていければいいなと思っております。

 

6.はるか夢球場について

Q.記者

はるか夢球場について、あらためて市長としての意気込みと、工事の進捗状況をお聞かせください。

 

A.市長

はるか夢球場について、私は、市民が集うボールパークという概念が1番大きなイメージとしてございます。これは市民がはるか夢球場というすばらしい球場を様々なかたちで活用していくところに大きな意義があるからです。もちろんこれをすすめていくためにはそのエンジンとなるプロ野球1軍戦やソフトボールの国際大会の開催、ソフトボールの合宿、高校野球の決勝戦まで行うという各種イベントが必要です。プロ野球1軍戦を1試合やるからいいという事ではなく、年間を通じて幅広く活用できるような球場を目指していきたいと考えております。もちろんプロ野球1軍戦開催についてはまだまだ開催のチャンスがありますので、それに向けてまた誘致活動もしていきたいと思っております。そして、一朝有事の際は防災センターとしての機能を果たす事にもなりますので、そういった様々な機能を併せ持ったはるか夢球場としてこれから大きく成長していければいいなと思っております。そういったトータルの取り組みとして、常に使われ愛される親しまれる球場として成長させていこうというのが私どもの考えでございます。

 

A.市民文化スポーツ部長

工事の状況についてですが、現在、外構工事の一部とファウルボール対策の防球ネットの工事が残っていて、これが5月の中旬ころまでで完了する予定という事で急ピッチで進めている状況です。

 

Q.記者

進捗率はいくらですか。

 

A.市民文化スポーツ部長

4月の時点ですでに95%以上となっております。

 

Q.記者

完成の日は6月3日という事でよろしいでしょうか。

 

A.市民文化スポーツ部長

工事終了後も検査がありまして、引き渡しを受けて実際供用開始になるのが6月3日になります。

 

7.家庭系ごみの有料化について

Q.記者

まだ検討中だとは思いますが、6月の定例会で何らかの結論を提案する予定があるのかお聞かせください。

 

A.市長

有料化の最終的な判断についてということだと思いますが、まずは意見交換会の場で様々なご意見をちょうだいいたしました。指定袋の導入など提案的なものもございましたので、それに対して検討を加える必要があります。まずは6月議会で様々な議論をいただいて、それを踏まえる必要があると思っております。市としての方向性を示していきたいと思っております。

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