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平成29年度の概要

砂沢遺跡シンポジウム-弥生最北・東日本最古の水田の実像を追う-

 砂沢遺跡[すなざわいせき]は、約2,300年前の弥生時代前期の水田跡を有する遺跡です。この水田跡は、弥生時代最北にして、東日本最古級であることが判明しています。また、平成12年(2000)12月には、出土品の一部が国の重要文化財に指定されています。

 平成29年(2017)9月30日、砂沢遺跡の価値や重要性を知っていただくため、砂沢遺跡シンポジウムを開催しました。

 「弥生文化と砂沢遺跡」と題して、考古学の専門家で北海道大学准教授(当時)の高瀬克範氏に基調講演いただき、また、考古学の専門家から講演をいただきました。

 また、「砂沢遺跡-弥生最北・東日本最古の水田の実像を追う-」と題して、市が行った昭和期の発掘調査成果と、弘前大学が行った平成期の発掘調査成果を写真で紹介するパネル展も開催しました。

シンポジウム開催風景

シンポジウム開催風景

 

弘前の文化財「砂沢遺跡出土品」国指定重要文化財このリンクは別ウィンドウで開きます

当時配布したチラシです。

砂沢遺跡シンポジウムチラシPDFファイル(1123KB)このリンクは別ウィンドウで開きます


 

ひろさき歴史体感ツアー

 平成29年(2017)8月26日と27日に開催しました。1日目は史跡津軽氏城跡堀越城跡[しせきつがるししろあとほりこしじょうあと](弘前市大字堀越)と大光寺城跡[だいこうじじょうあと](平川市)を、2日目は如来瀬石切丁場跡[にょらいせいしきりちょうばあと](弘前市大字如来瀬)と史跡津軽氏城跡弘前城跡弘前城[ひろさきじょう](弘前市大字下白銀町)本丸石垣を訪れました。

歴史体感ツアー開催風景(大光寺城跡)

歴史体感ツアー開催風景(大光寺城跡)

 

国指定史跡津軽氏城跡 堀越城跡このリンクは別ウィンドウで開きます

 

わがまちの歴史と文化財探訪・紹介マップ事業

 船沢小学校や大成小学校、第三大成小学校、石川小学校、裾野小学校の5校を対象に行いました。船沢小学校の児童は、中別所遺跡[なかべっしょいせき]や中別所板碑群(弘前市大字中別所)、名勝瑞楽園(弘前市大字宮舘)などを、大成・第三大成小学校の児童は、貴船神社(弘前市大字取上)や国指定重要文化財旧弘前偕行社、市指定有形文化財旧藤田家住宅(弘前市大字御幸町)などを、石川小学校の児童は、石川城跡[いしかわじょうあと](弘前市大字石川)や乳井神社、乳井茶臼館[にゅういちゃうすだて](弘前市大字乳井)などを、裾野小学校の児童は、巌鬼山神社(弘前市大字十腰内)や追分石(弘前市大字鬼沢)、大石神社(弘前市大字大森)などを訪れました。

大成・第三大成小学校児童の見学風景(最勝院)

大成・第三大成小学校児童の見学風景(最勝院)

 

弘前の文化財「瑞楽園」国指定名勝このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「旧弘前偕行社」国指定重要文化財このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「旧藤田家住宅」市指定有形文化財このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「乳井神社の五輪塔」市指定有形文化財このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「乳井神社社殿(旧毘沙門堂)」市指定有形文化財このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「乳井神社の板碑群」市指定有形文化財このリンクは別ウィンドウで開きます
弘前の文化財「巌鬼山神社本殿」県重宝有形文化財このリンクは別ウィンドウで開きます

 

弘前城本丸石垣解体工事現場見学会

 平成24年度から史跡津軽氏城跡弘前城跡弘前城本丸石垣修理工事が本格化しており、平成27年度には天守の曳屋[ひきや]を行いました。平成29年度から本丸石垣の解体工事が本格化したことから、子どもたちにその解体工事現場を間近で触れて頂くため、市内の全小学校6年生を対象に、平成29年(2017)9月4日から11月1日まで、工事現場見学会を開催しました。

見学会風景

石垣解体工事見学会風景

 

パネル展

 平成30年(2018)2月7日から3月6日まで、平成29年度に実施した弘前城本丸石垣解体工事現場見学会に参加した児童のみなさんに、学習成果を発表する機会として「わたしたちが見たお城の大工事作品展」と題したパネル展や、砂沢遺跡パネル展、わがまちの歴史と文化財探訪・紹介マップ事業で作成した成果報告展を、3会場で開催しました。

パネル展開催風景(「文化財マップ作品展」)

パネル展開催風景(「文化財マップ作品展」)

 

平成28年度発掘調査速報展及び企画展

 平成28年(2016)、市教育委員会は住宅建築等に伴い、市内10遺跡11か所で発掘調査を行いました。

 平成28年度発掘調査速報展は、平成29年(2017)3月31日から10月2日まで、縄文時代・平安時代の集落跡、中世の城館跡である葛原館[くずはらだて](弘前市大字宮地)、坂本館[さかもとだて](弘前市大字館後)、縄文時代・平安時代・中世の集落跡である油伝(2)遺跡[あぶらでんかっこにいせき](弘前市大字蒔苗)、近世の寺院跡である史跡津軽氏城跡弘前城跡長勝寺構[ちょうしょうじがまえ](弘前市大字西茂森)、近世の祭祀跡である高照神社馬場跡[たかてるじんじゃばばあと](弘前市大字高岡)の5遺跡6か所を写真や出土遺物で紹介しました。

 また、10月3日から平成30年(2018)3月23日まで、企画展「弥生時代最北・東日本最古級の水田跡砂沢遺跡」と題して、弥生時代の生産跡である砂沢遺跡の紹介と過去の発掘調査成果を写真や出土遺物で紹介しました。


当時配布したリーフレットです。

平成28年度発掘調査速報展PDFファイル(379KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

企画展「弥生時代最北・東日本最古級の水田跡砂沢遺跡」PDFファイル(460KB)このリンクは別ウィンドウで開きます


 

ちびっこ縄文講座

 史跡大森勝山遺跡[しせきおおもりかつやまいせき](弘前市大字大森)と世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」を子どもたちに知っていただくため、市内の小学生を対象にちびっこ縄文講座を開催しました。平成29年(2017)7月30日に土器づくりを、8月20日には大森勝山遺跡を舞台とした、クイズラリーを開催しました。

子どもたちが作成した土器

子どもたちが作成した土器

 

国指定史跡大森勝山遺跡このリンクは別ウィンドウで開きます

 

坂本館発掘調査現地説明会

 市道国吉館後線の整備に伴い、市教育委員会は平成28年(2016)から29年(2017)の2か年にわたり坂本館で発掘調査を行いました。調査の結果、約5,500年前の縄文時代前期の貯蔵するための穴や、幅4m以上、長さ20m以上の平安時代以降の溝跡、畑の跡などが確認されています。

 平成29年(2017)10月15日、この発掘調査成果を公開するため、現地説明会を開催しました。

現地説明会開催風景

現地説明会開催風景(坂本館)

 

体験発掘授業と現場見学会

 平成29年(2017)6月30日、地元の東目屋小学校の児童を対象に、自分たちの住む地域の歴史と文化への理解を深め、また、地域への愛着も感じていただけるよう、学校教育支援の一環として坂本館の発掘調査現場での体験発掘授業を行いました。

 また、10月17日には、発掘調査が進んだ現場において、発見された遺構などの調査成果を間近に触れていただくため、10月17日に地元小学生向けの現場見学会を実施しました。

発掘調査現場見学会(坂本館)

発掘調査現場見学会風景(坂本館)

 

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