10月19日に弘前中三のスペース・アストロでトークイベントを開催しました。
イベントでは、来年度の展示内容として、春夏と秋冬の二度にわたる開館記念プログラムの内容を発表するとともに、このプログラムのキュレーターを務める三木あき子氏や作品を制作する各作家のほか、美術館を設計した建築家の田根剛氏を交え、これからの美術館のあり方などについて語り合いました。
来年度の開館記念秋冬プログラムで個展を開く小沢剛氏と、小沢氏が教鞭をとる東京藝術大学の学生10名が1週間滞在し、旧紺屋町消防屯所において、ねぷたの技法を応用したインスタレーション作品の公開制作を行い、その作品を約1カ月間展示しました。
また、9月23日には、青森の文学者や郷土史を研究している文筆家・世良啓氏と小沢氏によるトークイベントも開催しました。
事業者の弘前芸術創造株式会社は、令和元年7月14日、スペース・デネガで開館記念イベントを開催し、弘前れんが倉庫美術館が来年4月11日に開館することや美術館のロゴマークについて発表したほか、ロゴマークをデザインしたアートディレクタの服部一成氏、森美術館館長で総合アドバイザーの南條史生氏、NPO法人harappaの小杉在良氏が新たな美術館の目指すべき方向性などについて述べました。
美術館の施設概要、展示作品に関する説明やメンバーシッププログラムの実績についてお聞きするとともに、ボランティア組織である「げんびサポーター」と意見交換を行い、サポーターとしての活動内容など美術館に対するかかわり方を学びました。
開催日:平成31年2月16日
参加者:約15名
(仮称)弘前市芸術文化施設の開館後に実施するアーティスト・イン・レジデンスが、その地域にもたらす多面的な効果について、先進事例を交えて解説するとともに、開館10周年を迎えた十和田市現代美術館の教育普及に関する事業報告や地元商店街を巻き込んだ事業展開などについての講演会を開催しました。
開催日:平成31年1月19日
参加者:約50名
場所:土手町コミュニティパーク多目的ホール
講演者
第1部:アーティスト・イン・レジデンスとは 地域活性化をめぐって
(株)ニッセイ基礎研究所社会研究部研究理事 吉本光宏氏
第2部:現代アートからのまちづくり
十和田市現代美術館学芸員 見留さやか氏
平成30年5月の改修工事の着手を前に、市民に吉野町煉瓦倉庫の内部をガイドと散策してもらい、煉瓦倉庫の成り立ちや構造など、歴史や建物そのものの魅力を再発見してもらうとともに、開館に向けた施設への期待感の高揚につなげるために実施しました。
開催日:平成30年4月28日
参加者:72名
事業者であります弘前芸術創造株式会社は、平成30年2月10日、トークイベントを開催し、約190名の参加者に対して(仮称)弘前市芸術文化施設の建築改修方針や運営方針の提案報告とともに、青森県立美術館館長の杉本康雄氏を迎えて施設のビジョンについてディスカッションしました。
Photo:Queen & Co.
活動の様子は「れんがそうこ部Facebook」でご覧いただけます。
担当 文化振興課
電話 0172-40-7015
ファクス 0172-35-1105