現在、令和8(2026)年度に天守台(本丸南東隅)に曳戻す天守の基礎耐震補強工事を行っています。7月末時点の進捗状況についてお知らせします。
なお、工事についての詳細は広報ひろさき7月1日号
をご覧ください。
4本の基礎杭(耐震杭)を設置する箇所の発掘調査を行っています。
北東杭及び南東杭設置箇所の発掘調査は令和6(2024)年度に、南西杭設置箇所の発掘調査は令和7(2025)年7月上旬に終了しました。
現在は、北西杭設置箇所の発掘調査を進めています。
令和7年度の発掘調査成果についてはこちら
をご覧ください(7月4日時点のものです)。
基礎杭設置箇所の人力による掘削作業(深さ12mまで)は、北東杭・南東杭・南西杭設置箇所で終了し、残りの北西杭設置箇所で行っています。今後は各設置箇所で機械による掘削作業(深さ35mまで)を行い、その後に基礎杭を設置する予定です。
現在、天守を支える基礎杭と耐圧盤の設置と天守保存修理の為の作業構台の基礎設置が進んでいます。作業構台は、天守台で機械掘削や基礎杭設置のための重機が載るためのものです。
なお、作業構台は天守曳戻し後に予定している天守保存修理工事の際に屋根としても活用します。
令和7年3月
令和7年7月
作業構台イメージ図(図右が西(岩木山方向))