天守は、石垣解体修理に伴い、平成27(2015)年度に天守台(本丸南東隅)から本丸中央へ曳家を行っています。令和6(2024)年度に石垣積直し工事が終了したことから、天守を天守台に戻す天守曳戻し工事を令和7(2025)年10月から行っており、令和8(2026)年度中に天守を曳戻す予定としています。
なお、令和7(2025)年11月24日の冬季閉鎖から天守曳戻し工事及び保存修理工事(令和14年度末終了予定)の期間は、天守内部を見学することはできません。
現在、天守台には天守基礎耐震補強工事の作業構台が設置されています。この作業構台は、天守の保存修理工事の際にも利用します。天守の外観は、令和9年度は1階部分が一部作業構台に隠れますが、2・3階部分等は見ることができます。令和10年度秋からは保存修理工事に伴い天守周りに素屋根を設けることから外観は見えなくなります。外観が見えなくなるため、外観を印刷したシートを素屋根に張る予定です。

写真左:曳戻し先(天守台)から撮影した本丸と岩木山(南東から)
写真右:天守、作業構台、岩木山
工事内容は以下のとおりです。
・仮設展望デッキの撤去
・本丸南側への仮設通路の設置
・天守内部の養生、仮補強鉄骨の取外し(令和7年度はここまで実施)
・令和8年の「弘前さくらまつり」後から曳戻し準備作業開始
・現時点での工程は、7月頃から移動を開始して11月には天守台に着座する予定です。平成27(2015)年度に実施した天守曳家工事の逆ルートで曳戻しを行います。
写真左:仮設通路(南から)
写真右:仮設通路から撮影した天守(南東から)

天守曳戻しルート
・天守内の仮床解体、仮床板・根太解体、仮補強鉄骨解体用仮設足場組立、仮補強鉄骨解体を行いました。仮補強鉄骨は、平成27年に本丸中央へ曳家した後に、内部公開を行うために仮設で組み立てたものです。


写真左上:仮床解体状況
写真右上:仮床板・根太解体状況
写真左下:仮補強鉄骨解体用仮設足場組立状況
写真右下:仮補強鉄骨解体完了(1階)
令和8年8月21日(金曜日)から8月23日(日曜日)にかけて、111年ぶりとなる天守曳戻し工事を体験できる各種イベントを予定しております。詳しくは以下のページをご参照ください(リンクをクリックするとページを閲覧できます)。随時更新していきます。