弘前市は令和4年7月11日(月)に豊島株式会社及びオンワード商事株式会社とアップサイクル推進に向けた連携・協力に関する協定を締結しました。
弘前市と豊島株式会社とのアップサイクル推進に向けた連携・協力に関する協定書(94KB)
弘前市とオンワード商事株式会社とのアップサイクル推進に向けた連携・協力に関する協定書(97KB)
左から豊島㈱:天野執行役員、弘前市:櫻田市長、オンワード商事㈱:村上代表取締役社長
アップサイクルとは、捨てられるはずだった廃棄物(ごみ)や不用品を加工し、付加価値を高めて、新しい製品にアップグレードすることをいいます。
豊島株式会社とオンワード商事株式会社は、沖縄県石垣市と連携してビーチクリーンを実施し、クリーン活動で集めた漂着ペットボトルからTシャツなどの製品を作るアップサイクル事業を展開しています。
両社の先進的な技術・創意工夫を取り入れ、市内で発生する不用品や廃棄物の有効活用、新たな価値の創造を目指します。
両社の社員も参加した令和4年7月24日(日)の夏季河川清掃美化運動において、
弘前市立第一中学校生徒へアップサイクルについて説明する様子
このほか、りんご加工残渣等からの新素材の研究開発、アップサイクル製品を活用した地元企業とのビジネスマッチングなどにも連携・協力して取り組んでいきます。
市では、市内のクリーン活動で拾われたペットボトルを随時集めています。拾ったそのままの状態で回収しますので、他のごみと袋を分けていただけるだけで結構です。下記まで情報提供お願いします。
河川清掃美化運動で拾われたペットボトルの一部
令和5年2月13日(月)に環境省主催で行われた「プラスチック・スマートシンポジウム2023」において、このアップサイクル推進に向けた取組がプラスチック・スマート優良事例アワード「作る・分解」部門を受賞しました。
【プラスチック・スマート】環境省が立ち上げた、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて❝プラスチックとの賢い付き合い方❞を全国に展開し、消費者・自治体・NGO・企業等の対話・交流を推進する取組
【プラスチック・スマート優良事例アワード】2022年4月1日以降にプラスチック・スマート特設サイトに新たに登録された事例約300件から、「使う・減らす」「広める」「分ける・戻す」「作る・分解」「拾う」の5つのカテゴリーごとに、①持続性②自走可能性③独自性の観点から1事例ずつ選出
受賞を励みに、今後も連携企業の皆様のほか、多くの市民及び事業者の皆様と一緒に弘前ならではのアップサイクルを目指していきます。
担当 環境課 廃棄物政策係
電話 0172-32-1969
ファックス 0172-37-7271