平成27年度に家庭から出る燃やせるごみの成分について調査をした結果、生ごみが最も多く含まれており、燃やせるごみ全体の44.5%を占めていました。
また、その中には、冷蔵庫などに入れたまま期限切れとなったり、食べられるのに捨てられてしまう、いわゆる「食品ロス(手つかずの食品や食べ残し、調理くず)」が14.6%含まれていました。
ごみ減量のためには、排出量の大半を占める生ごみ(食品ロス)を減らすことが欠かせません。
生ごみや食品ロスを減らすポイントは3つの「キリ」にあります。その3つの「キリ」を合言葉に、生ごみの減量に取り組み、お財布にも地球にも優しい生活を目指しましょう。
買い物前に冷蔵庫の中身をチェックし、買い物メモを作ってから出かけると、不要な買い物を控えることができます。また、野菜などを切る時、できるだけ捨てる部分を少なくする一工夫も大切です。
その他、週に1度「冷蔵庫確認日」を設けるなどして、冷蔵庫内の整理・整頓を行うことで、計画的に買い物をすることができます。
・賞味期限
おいしく食べることができる期限です。 この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありません。 |
・消費期限
期限を過ぎたら食べないほうがよいものです。 (例) 弁当、サンドイッチ、生めんなど |
せっかく作った料理を残して捨てるのはとてももったいないです。作りすぎてしまわないように 料理は食べる分量を把握して作りすぎないようにしましょう。
そして、作った料理はできるだけ残さずおいしく食べるようにし、残ったものは少しアレンジして違う料理にすると残さずに食べきることができます。
また、外食においては、「ごはん少なめ」などというように、注文時にあらかじめ食べきれる量を店員に伝えたり、こまめに注文をしたりするなどして、提供された料理は食べきるようにしましょう。
飲み会や宴会においては、美味しいお酒や会話に夢中になり、料理を残してしまいがちです。飲食店から出る食品ロスのうち食べ残しの割合は、なんと6割もあるという調査結果もあります。
30(さんまる)・10(いちまる)運動とは、はじめの30分間と、おわりの10分間は席を立たずに料理を楽しむことで、食べ残しを減らそうという取り組みです。
飲み会や宴会を行う際は、開始時に「30(さんまる)・10(いちまる)運動」を案内していただくことで、より効果が期待されますので、幹事のかたは進んで案内をして挑戦してみましょう。
生ごみの重さのうち約8割は水分となっています。きちんと水分を切ってごみ出しをすることで、ごみの重量が減らせるだけでなく、生ごみ特有のにおいが軽減されたり、生ごみを燃やす際のエネルギーの節約にもつながります。
生ごみに水がかからないようにし、捨てる前に「ギュッとひと絞り」を心掛けましょう。水キリネットや水キリグッズの使用もおすすめです。
担当 環境課 資源循環係
電話 0172-35-1130