防衛省自衛隊青森地方協力本部と弘前市は、地域社会に貢献することを目的に、市民等の重要な移動手段である公共交通の維持確保に必要不可欠な運行に係る人材の確保に向けて、相互に連携・協力して取り組むため、令和6年4月8日に連携協定を締結しました。
左から、弘前市:櫻田市長、防衛省自衛隊青森地方協力本部:渡邉本部長
運転手をはじめとする公共交通機関の担い手不足は全国的な問題となっており、弘前市においても、今後、公共交通サービスを維持していくことがますます困難になる可能性があります。
一方、自衛官の定年退職年齢は、階級により違いはありますが、おおむね56歳での定年退職となります。また、退職自衛官の多くは、大型自動車運転免許など様々な資格を有しており、再就職にあたり即戦力となる人材です。
このたび、防衛省自衛隊青森地方協力本部のご理解とご協力のもと、退職予定自衛官の方々が、市民等の重要な移動手段を担うべく、公共交通機関への再就職を志していただけるよう、連携・協力して取り組むことについて、協定の締結に至ったものです。
協定書
弘前市と防衛省自衛隊青森地方協力本部との地域を支える公共交通の人材確保に向けた連携協定書(118KB)
連携・協力事項
(1)公共交通事業における人材確保と退職予定自衛官の円滑な再就職支援に関する取組
(2)自衛隊における人材確保の取組
弘前市の役割
本協定に賛同する公共交通事業者(※)が行う、公共交通事業における人材確保と退職予定自衛官の円滑な再就職支援に関する取組及び自衛隊における人材確保の取組に係る連絡調整など。
防衛省自衛隊青森地方協力本部の役割
本協定に賛同する公共交通事業者(※)との協力による、退職予定自衛官を対象としたインターンシップの機会の設定、退職予定自衛官に対する企業紹介など。
(※)弘南バス株式会社、弘南鉄道株式会社、協同組合弘前ハイヤー協会加盟7社(令和6年4月8日現在)
担当 地域交通課
電話 0172-35-1124