令和元年10月19日(土) ヒロロ健康ホールにて、令和元年度第1回町会担い手育成塾を開催しました。
町会長や町会役員、子育て世代の方などが集まり、事例紹介や意見交換を通して、子育て世代の方が町会活動に参加するきっかけになる子どもの活動について、現状や工夫、課題を共有しました。
参加者は計41名と多くの方に参加いただき、大盛況となりました。
・岩木地区 高屋町会 武田 照樹 氏
・東地区町会連合会 葛西 将人 氏
・弘前大学大学院地域社会研究科 准教授 土井 良浩 氏
【子育て世代を巻き込むためには…】
・子どもを地域で育てる意識のもと、まずは子どもの活動を始めてみる。
・子どもの活動を続けることで、子どもたちの保護者に町会や地区の活動理解が進む。
・子どもの活動を始める上で、若い人に活動を任せる意識を持つ。
・まずは自分の地区にどんな資源や課題があるのか整理をして、共有することが重要。
など…
参加者は7つのグループに分かれ、土井准教授の進行のもと、グループごとに「子どもたちの活動を行う上で大切なことは?」をテーマに意見を出し合いました。
【グループワークではこんな意見が…】
①自分たちの活動の中で、子どもたちのためにできそうなこと、やってみたいこと
・子どもを中心とした行事 (キャンプ、ねぷた、運動会、ラジオ体操、子どもの総会)
・学校と協力をする (PTAとクリーン作戦、登下校時の声がけ運動)
・子どもの親たちの組織を作って活動をしたい (祭りを任せる、子ども会を運営する)
など…
②「できそうなこと、やってみたいこと」を実現する上で課題に思うこと、悩むこと
・忙しい親をどのように巻き込むか
・スポ少などで忙しい子どもをどのように参加させるか
・予算、経費はどうするか
・どのようにしたら町会の魅力が伝わるか
・安全面はどうするか など…
各グループのまとめをふまえ、参加者全員で、グループワークで出された課題を解消するにはどうすればよいか意見交換をしました。
【意見交換ではこんな話が…】
・無理のない範囲で協力をお願いしていく
・町会が子どもを育ててくれるのは嬉しい
・町会便りを発行することが理解につながる
・他の団体と町会が協力をして子どもの活動をする
【参加者からの感想としては…】
「課題はあるがまず子どもの活動を始めたい」
「子育て世代とつながりをもちたい」
「担い手育成で、日頃気づかないことに気がついた」
「意見交換で出された意見を参考にしたい」
子どもたちの活動をきっかけに、子育て世代を町会活動に巻き込むことができるということを再確認し、また子どもたちの活動をする上での課題や悩みを整理し、意見を共有することで今後の活動につながる機会になりました。
次回は令和2年1月25日(土)に開催予定です。皆様のご参加お待ちしております!!
市民協働課 地域コミュニティ振興室
電話 0172-40-0384