令和6年2月3日(土)、ヒロロの市民文化交流館ホールにおいて、「もっと知って町会!魅力ある町会事例報告会」を開催いたしました。
事例報告会は、町会の担い手不足や高齢化により活動の縮小が危惧されている中で、市の各支援事業を活用しながら魅力ある町会活動を行っている事例を紹介するもので、当日は44名の方にご参加いただきました。
第一部では、市の「町会活性化支援補助金」を活用した魅力ある町会活動として、富田清水町会と富士見町町会の合同による「ねぷた町内合同運行」や桔梗野町会の「公園ゴミ拾い&町探検ツアー」について、各町会の町会長さんに活動に至った思いや成果を発表いただきました。また、市の「町会担い手育成事業」の活用事例として、一町田町会での若い世代を中心とした新たな活動について、市担当者が事業の概要や取組みの過程、成果を説明しました。
第二部では、「“担い手世代×町会”の可能性」をテーマに、第一部で紹介した事例で中心的な役割を担った若い世代の方や、町会役員さんをゲストに迎えて、パネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションは弘前大学大学院地域社会研究科の土井良浩准教授の進行のもと、若い世代の方には、活動に関わったきっかけや自身の変化、今後の抱負などをお聞きしました。また、若い人の活動を支えた町会役員さんには、若い世代と関わる中で心がけていたことなどをお話いただきました。
今回の事例報告会を通して、「若い世代が参加しやすい町会活動」や「町会が若い世代を受容していくことの大切さ」をお伝えしました。報告会を今後の町会運営や担い手育成のヒントにしていただければ幸いです。
市民協働課地域コミュニティ振興室では、今後も各支援事業を通じて、町会を基盤とする地域コミュニティの活性化に努めてまいります。町会活動に関するご相談は下記までお気軽にお問い合わせください。
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