弘前市では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う
福島第一原子力発電所事故以来、定期的に放射性物質のモニタリングを
行ってきました。
このたび、今後の方針を定めましたので、公表いたします。
1)樋の口浄水場ほか市内の浄水場の水道水等
平成23年3月から平成27年3月までの樋の口浄水場ほか市内の浄水場の
水道水および浄水発生汚泥(水道水を作るときに出る汚泥)のいずれも、
放射性セシウムはすべて不検出でした。
2)県による農作物の検査
青森県による岩木川上流域(弘前市および西目屋村)産の農作物の
検査では、放射性セシウムが検出されたことはありません。
これらのことから、岩木川上流域が放射性物質に汚染されているとは
考えにくく、浄水処理への影響もないと確認されましたので、平成27年
3月をもちまして、水道水の放射性物質の定期検査を終了いたします。
ただし、放射性物質が再度大量に放出される事態となった場合には、
水道水の安全性確保のために、緊急の検査を実施することとしており
ます。
平成27年4月14日付
担当 上下水道部上水道施設課 水質係
電話 0172-33-0552