消費者を取り巻く生活環境は、高齢世帯の増加やインターネット、SNSの利用拡大などの進展等により目まぐるしく変化しており、様々な商品やサービスが提供され利便性が向上する一方で、消費者と事業者とのトラブルも複雑化・高度化しています。
弘前市では、市民の安全・安心な消費生活を確保するため、弘前市市民生活センターを開設しており、平成26年4月1日からは市町村連携による広域的な消費生活相談を実施し、3市3町2村(弘前市、黒石市、平川市、藤崎町、板柳町、大鰐町、田舎館村、西目屋村)の消費生活相談窓口として、広域的な情報の収集と共有により消費者被害の未然防止や早期解決を図っており、当時、弘前市の担当課長として広域市町村との調整に走り回ったことを思い出します。
また、平成30年1月1日からは「相談窓口紹介ネットワーク」を構築し、地域と連携しながら高齢者等の見守り体制を強化しています。これからも地域住民の皆様が安心して暮らせる社会を目指し、相談体制の充実を図るとともに、地域住民や関係機関との連携を深めながら、消費者被害の防止や自立した消費者の育成に向けて、消費者行政の充実に継続的に取り組んでまいります。
令和2年 2月
弘前市長 櫻田 宏
担当 市民協働課 市民生活センター
電話 0172-33-5830