開館時間:9時~20時
休館日:12月29日~翌年1月3日
入館無料
当館は弘前市の文化財に指定されている、市民が文化活動に利用するためのギャラリーです。館内には展覧会やイベントに使用できる展示室が3室、建築当初の面影を残す和室、誰でも自由に利用できる新聞閲覧コーナー、いろいろな情報を提供しているインフォメーションコーナーがあります。ほかに多目的トイレ・エレベーターを設置しております。また車いす2台をご用意しておりますので、ご利用の際はスタッフにお申し付けください。
なお、当館にはカフェも併設され軽食などをご用意しております。
※展示室の概要については、ご利用案内のページをご覧ください。
百石町展示館は、明治13年に1,064戸を焼失したという大惨事の弘前大火を教訓に、「燃えない建物を」と、明治16年、宮本甚兵衛が土蔵造りの建物を「角三」呉服店の店舗として新築したのがはじめの姿です。
大正6年、津軽銀行【注1】が買い受け、当時の呉服店によく見られる入り口開放部分の一部を残して壁面にし、下屋を取り除いて窓に鉄扉を取り付けるなど、必要最小限の改装を加え、銀行本店として営業します。このため現在でも、土蔵倉庫に漆喰工法で表示してある「角三」の屋号が残っています。
建物は、平成13年4月に青森銀行から寄贈され、市では、明治・大正期の建築手法を残す貴重なものとして、平成14年1月に文化財に指定し、保存活用のための整備を行いました。整備・運営に当たっては、「市民の文化活動を支援する施設」「人々が集う施設」を中心にしながら、「文化財としての特性を活かした施設」の3点を柱としております。
なお、当館は弘前市内に現存する洋風建築では最古のものといわれており、社会見学や観光スポットとしてもご利用いただいております。
【注1】津軽銀行は昭和18年、青森銀行と合併しました。
営業時間:11時~17時
※ラストオーダー16時30分
月・火曜定休日
担当 百石町展示館
電話 0172-31-7600