これまでの大地震では、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりしました。地震発生時に自分たちの身を守るために「家具は必ず倒れるもの」と考えて、対策を講じてください。
(対策例)
○家具は転倒しないよう、壁に固定しましょう。
○寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かないようにし、家具を置く場合はなるべく背の低い家具にし、転倒防止対策をとりましょう。
○家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫しましょう。
総務省消防庁の以下サイトに具体的な注意点や対策方法が掲載されていますので、ご参照のうえ、対策を行っていただくようお願いいたします。
市では、災害が発生したときや発生する恐れがあるときに住民の生命、身体を保護するため、災害種別ごとに指定緊急避難場所と指定避難所を指定しています。
「指定緊急避難場所」と「指定避難所」は似ているようで意味が異なりますので、それぞれの違いを理解して、地震などの災害時に適切な避難行動をとってください。
●指定緊急避難場所…災害発生のおそれがある時に、一時的に避難する場所であり、主に小中学校の校庭や各地域の公園などが指定されています。
●指定避難所…災害発生のおそれがある時に、災害の危険性がなくなるまで一定期間滞在し、避難生活を送ることができる施設で、主に小中学校の体育館や各地域の公民館などが指定されています。
なお、避難する際には、必ずしも市が開設した指定避難所等に行く必要はありません。安全が確保されるのであれば、自宅にとどまっていただく「在宅避難」や親戚・友人の家などに避難することも検討しましょう。
こちらから避難所の一覧が確認できます。
※指定避難所の開設については、災害規模や状況によって判断するため、すべての避難所が開設されるとは限りません。
大きな地震のあとは、地盤が崩れやすくなっているため。少しの雨や余震でも、 土砂災害(がけ崩れ・土石流・地すべり等)が 引き起こされる危険があります。
・小石がパラパラと落ちてくる。
・斜面から水が吹き出す。
・地面にひび割れや段差ができる。
・地鳴りや山鳴りがする
・雨が降り続けているのに川の水位が下がる。
・木の裂ける音や木の根が切れる音がする。
※以上は前兆現象の一例です。このほかにも「いつもと何か違う」と感じたら、安全な場所への避難をご検討ください。
自分のいる場所が土砂災害の危険性があるかどうかは「弘前市防災マップ」や国土交通省が公開している「重ねるハザードマップ」で確認することができます。
以下のページで「弘前市防災マップ」や「重ねるハザードマップ」による災害リスクの確認方法と避難のポイントを紹介しています。
担当 防災課 防災係
電話 0172-40-7100