赤羽刀(あかばねとう)とは、第二次世界大戦後、連合国軍が日本の武装解除の一環として接収した刀剣類を指します。これらの刀剣類は東京都北区赤羽の米軍施設に集められたことから「赤羽刀」と呼ばれました。
その後、文化財として日本政府に返還され、所有者不明のため全国の公立博物館等に無償譲渡されました。青森県内の博物館等では、津軽や八戸の刀工が鍛えた刀剣を含む21振を受領しています。
戦後80年を迎えるにあたり、本展示では青森県内に所在する赤羽刀全21振を初めて一挙公開するとともに、津軽刀工の作刀なども紹介します。
※本展示では、重要文化財「太刀 銘 友成作」・同「太刀 銘 真守」(いずれも高照神社蔵、当館寄託)の展示はありません。(上記2点の展示日程等は、「展覧会」のページをご覧ください。)
▼開催期間
令和7年4月5日(土)~6月22日(日)
▼開催中の休館日
4月21日(月)・5月19日(月)・6月16日(月)
▼開館時間
午前9時30分~午後4時30分
▼観覧料
一般=300円/高校・大学生=150円/小・中学生=100円
※障がい者、65歳以上の市民、市内の小・中学生や外国人留学生、ひろさき多子家族応援パスポートを持参の人は無料。年齢や住所を確認できるものの提示を。