弘前図書館には「津軽家文書」をはじめとする郷土に関する多くの古文書が所蔵されています。
これらは藩政時代の政治・経済・文化などを知るための貴重な史料として
全国的に評価を受けており、市及び市民が連携・協力して国民の共有財産として
後世に受け継ぐべきものであります。
現在、古文書を管理する図書館・郷土文学館運営推進室では、
「津軽家文書」等のデジタル化作業を行っており、古文書を閲覧・撮影するために、
2階の調査室へ来室されても、作業中のためすぐにはお見せできない資料もございます。
調査・研究の目的で来室される場合は、閲覧したい「津軽家文書」の資料が、
来室予定の時期に調査室にあるのかどうかを、事前に、お問い合わせくださいますよう、
お願いいたします。
特に、遠方から弘前市を訪れる方の場合は、必ず上記のご確認をお願い申し上げます。
このページの、一番下の「問い合わせ先」に記載の電話で、または、
「メールでのお問い合わせ」をクリックしてメールでお問い合わせください。
よろしくお願い申し上げます。
当館所蔵の古文書はすべて閉架の資料です。古文書の閲覧申請では、
閲覧に供するまでに、かなりの時間をいただく場合もあります。
閲覧希望の古文書が15件を超える場合は、
閲覧希望日の5日前までに、エクセルファイル等に、
1.目録に記載された資料名 2.請求記号 をご入力のうえ、メール添付で
「調査室」宛てで送信してくださるよう、お願いいたします。
なお、「目録」とは、このページに表となって掲載されている資料目録のことです。
事前の連絡がありますと、申請者がご来室の際、閲覧希望資料の提供に
時間がかかりません。
よろしくお願い申し上げます。
古文書を閲覧する目的は、おおむね「過去を探る」、つまり調査・研究がほとんどです。
当館の場合、弘前藩時代の藩士に関する古文書も多く所蔵しているため、
弘前藩士を先祖とする方による「先祖調べ」も目的として多い方であります。
調査室には、紙媒体の郷土資料目録があります。
これらを電子データ化(pdfファイル)したものがあり、古文書の検索にご利用いただけます。
当館の古文書は、閉架の「特別書庫」にあります。
よく閲覧される「弘前藩庁日記」については、国日記及び江戸日記の複製本が
開架書庫にあります(江戸日記の複製本の一部は特別書庫にあります)。
特別書庫にある資料を利用する場合は、カウンターもしくは郷土資料目録の棚の上にある
「図書館資料利用申込書」に、その日の月日、住所または図書館カードに書いてある利用者番号、氏名、資料名称、数量、請求記号を記入して、カウンターの職員に提出してください。
古文書を閲覧する場合には、基本的に「古文書・郷土資料研究コーナー」をお使いください。
以下の古文書目録のうち、3番以降がpdfファイルとして、2022年11月からの新規公開分です。
▼1~4番の目録について、エクセルファイルの目録を追加しました。(2023年5月23日)
〇参考: 古文書の検索方法について(120KB)
№ |
資料目録名 |
請求記号 | 所蔵数 | 備考 |
1 | 津軽家文書総目録(2193KB) | TK | 13,236 | 津軽家文書(887KB) |
2 | 岩見文庫郷土資料総目録(2544KB) | GK | 5,528 | 岩見文庫(821KB) |
3 | 八木橋文庫目録(3343KB) | YK | 5,850 | 八木橋文庫(1250KB) |
4 | 津軽古図書保存会文庫目録(837KB) | 甲乙丙丁 | 1,851 | 津軽古図書保存会(217KB) |
5 | 成田文庫目録(1562KB) | KC | 2,141 | |
6 | 牧野家文書目録・伊東家文書目録(1348KB) | KE / KF | 1,194 | |
7 | 和徳小学校資料 その1(1225KB) | KB | 1,900 | 和徳小(全) |
8 | 長利家文書・和装本の部その5・和徳小学校資料その2(872KB) | KG/ W/ KB | 2,365 | 長利家文書 |
9 | 和装本の部 その1(2949KB) | W | 25,022 | |
10 | 和装本の部 その2(2665KB) | W | ||
11 | 和装本の部 その3(2598KB) | W | ||
12 | 和装本の部 その4(1549KB) | W |
閲覧したい資料が見つからない場合は、調査室の受付カウンターの職員にご相談ください。
古文書の中には目録になっていない「貴重一般郷土資料」(請求記号:KK、約10,000点)があります。
貴重一般郷土資料は、目録になっていない代わりに、利用者端末機や図書館ホームページの蔵書検索で検索できます。
古文書の原本は、いずれも貴重な歴史資料であり、良好な状態で長期に保存するため、
複写機でのコピーはご利用いただけません。(郷土資料の複写・撮影(113KB))
古文書の場合は、デジタルカメラ等で撮影する、つまり特別利用の申請をしていただいて、
その画像をご利用いただくことになります。
「図書館資料特別利用許可申請書」はカウンターに申し出て、記入していただきます。
図書館資料特別利用許可申請書の様式は、以下のとおりです。
直接ご来室いただける場合は、来室されてから、紙の申請書(複写式)に
ボールペンでご記入いただきます。
特別利用の資料点数が6点を超える場合は、以下の様式をご利用ください。
撮影は、ストロボやフラッシュなどは使用せず、古文書・郷土資料研究コーナーの
窓際など明るいところで行ってください。
ここには、カメラを固定する台もありますので、ご自由にお使いください。
使用後は、元に戻してください。
撮影が終了したら、数量、つまり、撮影コマ数を受付の職員にお伝えください。
図書館資料の画像を刊行物その他に掲載なさりたい場合も、上記の
図書館資料特別利用許可申請書の様式をご利用いただきます。
詳しくは、調査室の受付カウンターにおたずねください。
開いたページの、【青森県】>陸奥国弘前津軽家文書(大名・伯爵)(弘前市)>
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担当 弘前図書館
電話 0172-32-3794