高照神社絵馬展が好評のうちに終わり、歴史館は次の展覧会に向けて、着々と準備が進められています。
次の展覧会ポスターや新年度の展覧会情報が入ったパンフレットを発送します。
大絵馬が片付けられた展示室はガランとしています。
ここから新たな展示を作りあげていきます。
4月2日(火)からは、春の企画展「津軽の刀」が始まります。
どんな展示になるのかとても楽しみですね。
そして、そんな中でも3月は別れの時。
歴史館でも2人異動が決まりました。
慣れ親しんだ人との別れは、少し寂しくせつなく感じますが、2人の出発を笑顔で見送りたいと思っています。
(ハイジ)
先日まで春の足音が近づいてきたなと感じられる陽気が続いておりましたが、一気に冬に逆戻りですね。春は近いようでまだ遠いですね。
寒暖差が激しいので、お身体にご自愛ください。
歴史館では冬の企画展「高照神社絵馬展」が開催されています。
人々の様々な願いがこめられた勇壮な大絵馬から、愛らしさを感じる小絵馬などをご覧いただけます。
冬の企画展「高照神社絵馬展」は3月17日(日)までとなっております。
皆様のご来場をお待ちしております。
(ニワ)
今日2月3日は節分です。
節分は季節の始まりの日の前日をいい、立春前日にあたる節分は一年の終わりの日でもあるそうです。暦の上ではもうすぐ春ですが、まだ寒い日は続きそうです。
現在、高岡の森弘前藩歴史館では冬の企画展「高照神社絵馬展」を開催しています。
江戸時代、弘前藩主やその家族・重臣らが高照神社に奉納した絵馬を展示しています。絵馬は江戸定府のお抱え絵師に描かせた美術作品としての側面も併せ持つ大絵馬です。それらに関連する古文書なども紹介しています。
◆大絵馬とそれに関連する古文書
◆大絵馬のほか、様々な絵馬も
令和5年度冬の企画展「高照神社絵馬展」は、3月17日(日)までです。皆様のご来館をお待ちしています。
(たま)
小寒に入り、雪も降ってきました。
ここ津軽では、珍しく雪のない穏やかなお正月でした。
しかし、元日、北陸地方では能登半島地震が起こり、現在も安否不明者が多く、つらい日々が続いています。
突然起こる自然災害には、為す術もないのですが、新年早々の大惨事に、これからの安泰を願わずにはいられません。被災された方々が、少しでも早く落ち着いた生活に戻れることを祈っています。
歴史館では8日から冬の企画展「高照神社絵馬展」が開催されています。
弘前藩の藩主たちが奉納した大絵馬から庶民が奉納した小絵馬まで、たくさんの絵馬が展示されています。
絵馬に描かれている様々な絵を見て、昔の人たちが絵馬に込めた願いを想像してみてはいかがでしょうか。
(ハイジ)
今年も残すところわずかとなりました。
日々過ぎていくのがとても早く、1年あっという間だなと毎年言っていますが、時の流れの早さに唖然とします。
師走というだけで何となく追い立てられている気がして、気忙しくなります。
歴史館では今年度最後の企画展に向けて、外の寒さに負けず展示替え作業をしています。
冬の企画展「高照神社絵馬展」の開催期間は令和6年1月8日(月・祝)から3月17日(日)までとなっております。
2023年は、多くの皆様にご来場いただき、盛況のうちに終わりました。
ありがとうございました。
2024年もよろしくお願いいたします。
皆様にとってよいお年となりますように。
(ニワ)
初雪も降って、日に日に寒さが増してきました。歴史館の周りにある木々も色を変え、季節が冬へと変わっていくのを感じます。秋が名残惜しいです。
今回の企画展にも季節を感じる展示があります。
1.金地竹図屏風(右隻)
たけのこが見えます。よく見ないと見過ごしてしまいそうです。
2.金地竹図屛風(左隻)
雪が積もっています。
ぜひ実物を間近で見ていただきたいです。
秋の企画展「暮らしを彩る武家の道具展」は12月17日(日)までです。皆様のご来館をお待ちしています。
(たま)
初雪が舞う11月11日、東海大学の兼平賢治先生に「東北の馬にみる生類憐みの令」というテーマで講演していただきました。
「生類憐みの令」というと、徳川綱吉の悪政という印象を持っていたのですが、先生の講演を聞いて、「生類憐みの令」は全てが「悪」ではなかったのだと知りました。
捨て子や捨て病人の禁止、馬のトモ筋(後ろ脚の付け根の筋肉の筋)などを切って容姿をよく見せることを禁止したことなどは知りませんでした。
たくさんの人々を苦しめた「生類憐みの令」ですが、綱吉は、人を含めた生類の命を軽率に扱うことをやめさせたかったのだと知りました。
今年は熊の出没や被害が全国的に問題になっています。また、天然記念物のカモシカが増えて農作物を荒らすというニュースも流れていました。
私もペットを飼っている一人なので、動物愛護はとても大切なことだと思っています。
それでも、人が動物に襲われた話を聞くと、身につまされる思いがします。
世界は人間だけが生きているわけではないのですが、動物愛護だけが正義だと掲げてしまうと、綱吉の時代になってしまうのではないかと思うのです。
人間と動物がうまく共存していくためには、バランスが大事なのではないかと考えさせられました。
ハイジ
ついこの間まで涼しくなるのを心待ちにしていましたが、涼しいを通り越して急に寒くなり、それはそれで堪えます。
秋に結びつく言葉はたくさんありますが、紅葉の便りを目にすると、行楽の秋を思い浮かべます。
歴史館周辺も色づきはじめました。
紅葉狩りは秋の行楽シーズンの楽しみの一つですね。
歴史館では「秋の企画展 暮らしを彩る武家の道具」が開催中です。
色々な秋を見つけながら、歴史館にお越しください。
皆様のご来館をお待ちしております。
(ニワ)
ついこの間まで暑かったような気がしますが、もう朝は涼しいというより肌寒くなってきました。日に日に秋を感じます。
今日から秋の企画展「暮らしを彩る武家の道具展」が始まりました。武家の華やかな道具類を展示しています。
十六むさし
十六むさしや合貝などの遊戯具は、細工が細かく、とても華やかで可愛らしいです。
薙刀 銘 兼英
高照神社に奉納された刀剣類なども展示しています。
秋の企画展「暮らしを彩る武家の道具展」は12月17日(日)までとなっております。皆様のご来館をお待ちしています。
(たま)
夏の企画展「武具刀剣展」も好評のうちに終了しました。
9月16日から展示替え休館となりましたが、この期間は秋の企画展に向けて、職員全員で展示替え作業をしています。
展示ケースは移動し、展示された資料もすっかり片付けられています。
そして、次の展示の準備が着々と進められています。
あと数日、10月2日(月)からの秋の企画展は「暮らしを彩る武家の道具」です。
どんな展示になるか楽しみですね。
(ハイジ)
まだまだ暑い日が続いておりますが、暦の上では秋。
少しずつ太陽が出ている時間が短くなって、日が暮れるのが早くなりましたね。
朝晩も段々と秋の気配を感じ、空も秋模様。
開催中の「武具刀剣展」も今週9月15日(金)までとなっております。
残りわずかですが、まだの方はぜひご来館ください。
(ニワ)
8月19日(土)、27日(日)高岡の森弘前藩歴史館で開催中の『武具刀剣展』で展示している刀剣の鑑賞ポイントとその魅力を刀剣愛好家の方がわかりやすく解説してくださいました。
わたしは刀剣にあまり詳しくないのですが、刀剣の鑑賞ポイントなど解説をきいてからは、じっくり刀剣を見るようになりました。
参加者の方々からは、とてもわかりやすかった、より刀剣の鑑賞が楽しくなった、などの声をいただき好評でした。
「武具刀剣展」は9月15日(金)まで開催しております。残り3週間を切りましたので、まだの方は是非ご観覧ください。
(たま)
4年ぶりに制限なしの「弘前ねぷたまつり」も終わりましたが、危険な暑さが続いています。
今、歴史館では「武具刀剣展」が開催されています。
刀剣が好きな方にとっては、すごく楽しみにしていた企画展だと思います。
逆に、刀剣のことはよくわからないと思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、まず、二つの刀を比べてみてほしいです。
どんな違いがありますか?
長さはどうですか?
反りはどうですか?
刃文はどうですか?
そんな風に違いを探していくと、少しずつ刀剣を観る力がついてきます。
刀剣は時代とともに戦いで使う道具から鑑賞する美術品へと変わってきました。
この夏、暑さを一時忘れられる歴史館で刀剣の魅力を感じてみませんか。
(ハイジ)
6月25日(日)、高照神社馬場跡にて5回目となる「流鏑馬」を開催しました。
疾走する馬に乗り4人の射手が的に矢を射るたびに、お客様からは大きな拍手が何度もありました。
間近で馬が駆け抜ける姿には迫力とスピード感があり魅了されたのではないでしょうか。
あいにくの天気の中、ご来場していただいた方々ありがとうございました。
(ニワ)
開催中の企画展「帰ってきた!高岡の森どうぶつ園」関連事業として、5月27日(土)に第1回歴史館講座を開催しました。
「弘前藩とかかわった野生動物の話」と題して、青森大学客員教授の竹内健悟さんに講演していただきました。
江戸時代の記録から弘前藩と野生動物とのかかわりや当時の自然環境などとても興味深い内容でした。個人的な感想ですが、弘前城内に住んでいた狐の話をきいて、もっと詳しく知りたいと思いました。
春の企画展「帰ってきた!高岡の森どうぶつ園」は7月2日(日)までとなっております。
皆様のご来館をお待ちしています。
(たま)
青い空に緑の葉が揺れるのを見ていると気持ちがいいものです。
また、歴史館の近くではうぐいすの鳴く声も聞こえてきます。
林の中からさえずりが聞こえてくると嬉しくなるのは私だけでしょうか。
現在、歴史館で開催中の「帰ってきた!高岡の森どうぶつ園」では、金地花鳥図屏風が展示されています。春の花木とともにいろいろな鳥たちが描かれています。
私は鳥の種類については詳しくありませんが、雀やサギなど知っている鳥を見つけると楽しくなります。
皆さんもいろいろな鳥を探してみませんか?
金地花鳥図屏風全体
一部拡大 その1
一部拡大 その2
実物資料を是非ご覧ください。お待ちしております。
(ハイジ)
春の企画展「帰ってきた!高岡の森どうぶつ園」が4月10日(月)から開催中です。
「帰ってきた!」というのは、昨年の冬の企画展「高岡の森どうぶつ園」の再展示となっているためです。コロナ禍の影響を受け、急遽臨時休館となってしまいました。
会期の短縮で見られなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
古来より人の身近にあった動物について、江戸時代における人との関わりや、描かれた姿などを紹介しています。
絵画や古文書のほかに、個人的に興味深い資料がいろいろありました。
例えば…
鳥毛槍(白・黒)
糸印
是非実物をご覧いただければと思います。
(たま)
さて、明日4月29日から最大で9連休とされるゴールデンウイークが始まりますが、皆様のご来館を私達と一緒にお待ちしている旭山桜が館内入口にあります。
かわいらしいピンク色の満開の様子を紹介します。
岩木山方面にお越しの際は、歴史館にもお立ち寄りください。
(ニワ)