→過去の展覧会については、「これまでの展覧会」のページをご覧ください。
特別企画展1 小惑星探査機はやぶさ 60億kmの旅からの帰還
会期:3月31日(木曜日)~4月4日(月曜日)
休館日:なし
開館時間:午前9時30分~午後7時
観覧料:無料
主催:弘前市・弘前市教育委員会
協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
主な展示内容:■インスツルメントモジュール(実物)
■搭載電子機器部(実物)
■パラシュート(実物)
■ヒートシールド(一部実物)
■カットモデル模型
はやぶさは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した、世界ではじめて月以外の天体へ往復に成功した探査機です。打ち上げは2003年5月。2005年9月に目的地の小惑星「イトカワ」に到着し、2ヶ月にわたりその周りを回りながら、形など詳しい観測を行いました。2005年11月には、この探査の最大の目的であるイトカワから岩石のサンプルを採ることに挑戦しました。そして11月26日、ついにイトカワへの着陸と離陸に成功しました。
しかし、その直後に「はやぶさ」は燃料漏れを起こし、通信ができない状態が2ヶ月近く続きました。翌年、ようやく通信が回復し、2007年4月、予定より2年遅れてイトカワから地球へ帰る旅を開始しました。この後もはやぶさには数々の困難が襲いかかります。2009年11月、探査機のイオンエンジンが故障、このままでは地球に帰れないと心配されました。しかし、驚くべきことにJAXAの「はやぶさチーム」は壊れていた2つのエンジンの生きている部分だけを巧みに組み合わせる離れ業をやってのけました。このことからエンジンは回復し、難局を乗り切ることができました。
2010年6月13日、7年間の旅を終えたはやぶさは、オーストラリアの上空で大気圏に突入。本体は火の玉となり、地球大気の中で、燃え尽きましたが、はやぶさのカプセルは無事予定地点へ落下し、回収されました。このカプセルに入っている物質について詳細な解析が進められ、昨年末には微粒子が地球外物質との結論が出されました。
このように世界初の成果を成し遂げた、弘前市出身の川口淳一郎教授を始めとするJAXAプロジェクトチームの偉業をじっくりとご覧ください。
※展示物は変更になる場合があります。
※期間中は、混雑が予想されます。なるべく公共の交通機関(バス・タクシー)をご利用くださいますようお願いいたします。
「津軽の歴史展」
弘前藩初代藩主津軽為信による津軽統一から、12代藩主承昭代の廃藩までの津軽の歴史を概観します。
特別企画展2 津軽塗 温故創新 -受け継がれていく“技”と“想い”-
テーブルウェアフェスティバル2011(東京ドームで開催)で好評を博した「津軽モダン」凱旋展示!
世界屈指のクリスタル「LOBMEYR(ロブマイヤー)」とのコラボレーション展示!
会期 2011年4月16日(土曜日) → 5月16日(日曜日)
●観覧料:一般500円(400円)/高校・大学生250円(200円)/小・中学生100円(50円)
※( )内は20人以上の団体料金
※65歳以上の弘前市民、市内の小・中学生、市内の障がい者、市内の留学生は無料
●開館時間:9時30分~16時30分(金曜日は19時まで)
●休館日:4月18日(月曜日)
◆併催企画=ギャラリートーク
※観覧料のみでお聞きいただけます。
1 オープニング特別企画「津軽塗の魅力」
2 津軽塗とデザイン
3 津軽塗をとりまく環境
4 津軽塗の未来
5 世界最高のクリスタル〈ロブマイヤー〉と〈津軽塗〉―凛とした調和―
◆同時開催=ワークショップ・展示会
【津軽塗箸研ぎ体験】
若手津軽塗職人グループ「EKONOMIE(エコノミー)」による津軽塗箸の研ぎ出し体験。
日時:4月23日(土曜日)~5月8日(日曜日) 10時~18時
場所:藤田記念庭園
主催:EKONOMIE
【津軽モダン&青森プレゼンツ展】
弘前地域研究所で実施している事業の成果品「観光お土産品」を展示販売。
日時:4月16日(土曜日)~5月8日(日曜日) 10時~18時
場所:イシオカギャラリー
主催:弘前地域研究所
主催:弘前市立博物館
共催:地方独立行政法人青森県産業技術センター弘前地域研究所
特別協力:株式会社ロシナンテ/オフィス イマダ/Hoshino Design/MATH GRAPHICS
後援:青森県/弘前城築城400年祭実行委員会/社団法人青森県観光連盟/弘前商工会議所/社団法人弘前市物産協会/社団法人弘前観光コンベンション協会/JAGDA青森地区/津軽塗技術保存会/東奥日報社/陸奥新報社/NHK青森放送局/青森放送/青森テレビ/青森朝日放送/エフエム青森/FMアップルウェーブ(順不同)
弘前城築城400年祭記念事業
特別企画展3 近衞家陽明文庫名宝展 -王朝文化1000年の至宝-
会期:5月22日(日曜日)~7月3日(日曜日)
※6月13日(月曜日)に一部資料を展示替えいたします。
弘前市立博物館では5月22日(日曜日)より、特別企画展「近衞家陽明文庫名宝展 -王朝文化1000年の至宝-」を開催します。
1300年の歴史と伝統を誇る近衞家は、摂政関白の重職を担う五摂家筆頭として栄華を極め、歴史を伝える数多くの重要な書物や宝物を歴代の近衞家当主により保存継承してきました。
その近衞家の名宝より、国宝・重要文化財を含む約100点の資料を、財団法人陽明文庫の御厚意により展示公開することとなりました。
ユネスコの世界記憶遺産に推薦された、藤原道長筆の「御堂関白記」(国宝)もこの展示会でご覧いただけます。
皆様のご来館をお待ちしております。
■開催期間:平成23年5月22日(日曜日)~7月3日(日曜日)
※作品保護のため、会期中に一部展示替えを行います。
■開催時間:午前9時30分~午後4時30分(会期中の金曜日は午後7時まで開館)
■休館日:毎週月曜日
■観覧料:一般 800円(600円)、高校・大学生 400円(300円)、小・中学生 200円(100円)
※( )内は20人以上の団体料金。
※65歳以上の弘前市民、市内の小・中学生、市内の障がい者、市内の留学生は無料。
【呈茶の御案内】
「近衞家陽明文庫名宝展」開催中の、毎週土曜・日曜の2日間は、先着200名のお客様に抹茶と茶菓子を差し上げます。お茶にて一息入れながら、雅やかな近衞家の至宝をゆっくりとご堪能ください。
■呈茶の日程
5月28日、29日(土・日曜日) 遠州流弘前支部
6月4日、5日(土・日曜日) 遠州流岩木乃支部
6月11日、12日(土・日曜日) 遠州流弘前東支部
6月18日、19日(土・日曜日) 表千家
6月25日、26日(土・日曜日) 裏千家
7月2日、3日(土・日曜日) 江戸千家
■時間 午前10時~午後3時
■土・日曜日いずれも先着200名様までとなります。
【茶の湯ギャラリートークの御案内】
近衞家の資料を保管する陽明文庫には、近衞家第21代当主家凞が好んだ茶杓のコレクションが「茶杓箪笥」として伝えられています。このたび幸運にも、その31本の茶杓コレクションすべてを当館にて鑑賞できることとなりました。後西天皇をはじめ、千利休、千宗旦、小堀遠州など、名立たる茶人たちの手になる茶杓が目の前でご堪能いただけます。
このまたとない機会に、当館では、下記の日程で茶の湯道具に関するギャラリートークを開催することとなりました。公家の茶の湯に関する理解を深めながら、ロビーにてゆっくりと抹茶を味わってみてはいかがでしょうか。
日時:6月19日(日曜日)
1回目:午前11時~
2回目:午後1時30分~
場所:博物館 美術工芸展示室
講師:篠村正雄氏(東北女子大学准教授、黒石市教育委員長、表千家同門会青森県支部参与)
内容:「近衞家凞遺愛茶杓箪笥ほか茶の湯道具について」
企画展1 弘前ねぷた展
全国的に有名な津軽の夏を彩る恒例行事で、重要無形民俗文化財の「弘前ねぷた」。その歴史を振り返り、優れた絵師たちの代表作を一堂に展示します。
また、展示ホールでは、毎年恒例の「棟方志功ねぷた」も展示されますので、お楽しみください。
会期:7月16日(土曜日)~8月28日(日曜日)
開館時間:午前9時30分~午後4時30分(8月5日のみ午後7時まで)
休館日:毎週月曜日(7月18日と8月1日は開館、7月19日は休館)
弘前城築城400年祭記念事業
企画展2 津軽のほとけ
会期 9月10日(土曜日)~10月16日(日曜日)
弘前市をはじめ、津軽地域には数多くの寺院があり、人々の信仰の対象とされてきた仏像も多数現存しています。
本企画展では、津軽一円の美術的価値の高い仏像から、思わず笑みがこぼれてしまうようなかわいらしい仏様まで、多種多様な仏像をご覧になれます。
人々が仏像に込めた思いを感じてみませんか。
【ギャラリートーク】
▽とき:9月17日(土曜日) 午後2時~
▽ところ:市立博物館(下白銀町)ロビー
▽テーマ:「津軽のほとけ 祈りと形」
▽講師:須藤弘敏氏(弘前大学人文学部教授)
特別企画展4 工藤甲人追悼展
会期 10月29日(土曜日)~11月27日(日曜日)
去る7月29日にお亡くなりになった弘前市出身の日本画家 工藤甲人さんの遺業をしのび、代表作を含む秀作を一堂に展示します。
【開会式】
▽とき:10月29日(土曜日)午前9時30分から
▽ところ:市立博物館展示室
【ギャラリートーク】
▽とき:開会式終了後
▽講師:工藤正志氏(故工藤甲人氏長男)
池田亨氏(青森県立美術館学芸主幹)
▽聴講料:無料(ただし、博物館観覧料が必要)
企画展3 弘前の文化財
会期 12月10日(土曜日)~1月15日(日曜日)
弘前城築城400年を締めくくる展覧会として開催します。築城以前から現在に至るまでの多種多様な文化財を、県・市の指定品から、指定されてはいないが郷土の文化財として貴重なものまで、一堂に展示します。
また、本展は年末年始も休まず開催しておりますので、お正月の初詣のときなどに、ぜひお立ち寄りください。
◆休館日 毎週月曜日 ※年末年始(12月29日~1月3日)は休まず開館。
※1月9日は開館、1月10日は閉館
企画展4 人を象る(かたどる)
会期 1月28日~3月25日
古来より、人はもっとも身近な対象物である「人」を様々な形で象ってきました。純粋な芸術作品としてはもちろん、人々の営みの記録や歴史の証拠として表現されたり、姿かたちの見えない神仏にも人の形をあて崇拝の対象としてきました。今回は館蔵品の中から日本画・洋画・彫刻・民芸といった多彩なジャンルを展示しました。
重要文化財新指定記念公開
このほど当館所蔵の考古資料 猪形土製品(弘前市内 十腰内2遺跡出土)が、国の重要文化財に指定されました。
指定後、はじめての一般公開となります。この機会に、世界的に評価を受けている一級の動物型土製品を間近で御覧ください。
担当 博物館
電話 0172-35-0700